みなさま こんにちは。
22期 小山 亨二です。
前回10月講義時の3分間プレゼンにて「嗅覚」(匂い)についてお話ししました。
今回は「視覚」(見た目)からの印象と 実はその裏側にある 私の経験談を述べたいと思います。
これも前回講義内容のプレゼンフィードバックなどで、私の声や伝え方について 比較的良い反応をいただきました。
事務局の方や受講生同期のみなさんは、私の姿から「やはり、慣れている」と思ったかもしれません。
しかし、実は 私 小学生時代までは赤面症で、人前で話すことがとても恥ずかしく、声が出せず、とても苦手でした!
特に小学校1年生の父親参観日に、授業で作った工作の感想・ポイント発表者として当てられ、前に出て 一言も 何も言えず固まってしまい、先生が懸命にフォローしたということがありました。父親も苦笑いしていました。
こういう話をすると 必ず「え~っ!、噓ばっかり!!」「そんな風には ぜんぜん見えない!」と言われますが、本当です!!
では、どうやって克服できたのか。どうやって磨いてきたのか。
結論から言いますと、私自身は克服しようとの強い意志だとか、ノウハウ本や人に聞いたりなどを行っていません。あくまで長年の蓄積ですが、今から振り返る ポイントは3つに絞ることができますので、ご紹介します。
まず一つ目は 多数の人前で上がらなくするコツです。それはやはり場数でした。私の場合、変わり目は、小学校4年生の時に学級委員に選ばれた時からです。授業前後の挨拶号令や学級会の司会など人前で話す機会を強制的に設定させられ、徐々に慣れてゆき、その後大学卒業までは、人数が多くなったり、関係外の人が増えたりと徐々に拡大していった感じです。しかしここまで、やっと人並みの対応ができるようになったのです。その後会社に入り、社内や得意先、お客様相手にプレゼンや研修・セミナーを行う場面が多々あって今に至ります。
二つ目は 声を出すコツです。これは先般講師から声質については初めて言及されましたが、音量については、大学まで体育会だったことや営業職を長く務めていたこともあり、明るく元気に、そして明確に伝わることは常に意識していました。先日も大学体育会OB会に参加し、3年上の先輩から名前を呼ばれ、即座に「はいっ!」と56歳のおっさんが声高に叫んでしまったことから、長年の対応が身に沁みついているんだと、改めて実感しました。しかしこれは 今後場所など気をつけなければならないところです。
そして三つ目は 話し方のコツです。これは私自身 幼少の頃から お笑いやギャグなど人を楽しませるおしゃべり好きでしたので、徐々にウケ狙いのため、話の構成やトーンなどを工夫してきたからではないかと思います。これは現在でも唯一意識している点です。特に参加者には よく分かってもらえるよう 工夫はしているつもりですが、まだまだです。
以上 私のポイントをご紹介しましたが、実はまだまだ克服できていません。その証拠に、先日の講義の発表直後も、壇上でフーィドバックメモを取るペンが揺れるほど 実は指が震えていました。プレゼン相手に恐れをなしていたんでしょうか(笑)。まだまだ発展途中です。精進して行きます!