goo blog サービス終了のお知らせ 

東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

年齢というものさし

2018-06-20 06:04:06 | 17期生のブログリレー

皆さん、お疲れ様です。塚本洋美です。 

さて、私が独立開業してから早いものでまもなく11ヶ月になります。

独立するにあたり、このことを両親に告げたのは、昨年のゴールデンウィークの時でした。この時、父が言った言葉は「年齢的にはラストチャンスだな」です。当時、52歳という年齢だったので、自分でもそう思いましたし、あと10歳若ければ良かったと考えたことも何度もありました。 

しかし、中小企業診断士を対象としたある会合で、私より一回り年齢の高いある先輩診断士の方から言われた次の言葉でこの考えが一変しました。それは意外な言葉でした。 

「今よりもあと5歳老けなさい」 

この会合では、自己紹介として1分間のスピーチがありました。ちょうど、独立仕立ての頃であり、「自分は独立したばかりで、今後は事業再生や事業承継に注力したい」というようなメッセージを発しておりました。

 それを受けての先輩からのアドバイスでした。そうなんです。私が目指していた事業再生や事業承継というフィールドにおいては、若いことよりある程度経験を積んだ人の方が、説得力が増し、経営者から信頼されやすいということ意味合いでした。

 この言葉で、私の年齢に対するコンプレックスは解消されました。光の当て方によっては“弱みは強み”であるという認識を強く持つことができました。

 前述した事例に限らず、「稼プロ!」に入って本当に良かったことは、“弱みは強み”であるという気づきを得たことです。

 今では、「年齢というものさし」の概念は不要となり、健康に留意して、息の長い診断士生活を送りたいと願っております。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒塾にあたり思うこと。

2018-06-19 22:54:52 | 17期生のブログリレー

こんにちは。17期生の山本はるかです。

皆さまも書かれていますが、6月2日が最後の講義で、6月30日の卒塾式を残すばかりとなりました。

 

1年間、本当にあっという間でした。

苦手な早起きをして、名古屋から新幹線に飛び乗り、東京へ通いました。

 

稼プロ!で学んだこと、気づいたこと、たくさんあります。

 

①やっぱり私は、話すことが好き。

診断士で必要なスキルが、「聴く、書く、話す」などと言われますが、その中でも、やっぱり「話す」ことが好きだと感じました。

元々セミナー講師をすることが好きで、たまに講師をしているのですが、我流でやっていました。

稼プロ!では、プレゼンをする機会がたくさんあり、自分の不足している部分を認識することができました。

課題は山積みですが、一つひとつ、習得していこうと思います。

 

②オリジナリティの大切さ。

話すことも書くことも、オリジナリティの大切さを感じました。

知っていることを話すことと、経験したことを語るのでは、伝わり方が違うと感じました。

つまり、経験することが多くなればなるほど、どんどん伝える力がついてくると思います。

これから様々な経験を重ねて、オリジナリティに磨きをかけていこうと思います。

 

③事前準備の重要性。

私はお恥ずかしながら、準備をすることが苦手です。

今もこうして時間ギリギリにブログを書いています。

これまでは、限られた準備時間で最大限のパフォーマンスを発揮することが重要と思っていましたが、

準備時間を生み出すこともスキルの一つなのだと気づきました。

 

④困ったときは、助けてと言う。

私がプレゼン当番だったときに、直前に仕事が入りどうしても参加できない回がありました。

そのとき、鴨志田塾長から「みんなを信じて、頼ってみて」とのお言葉をいただき、直前にもかかわらずプレゼンを引き受けてくださった方がみえました。

今も会社で、人にお願いする、頼ることが非常に苦手で、抱え込んでしまいがちなのですが、

もっと周りを信じて、頼ることも覚えていこうと思います。

 

⑤時間感覚の重要性。

セミナーやプレゼンを時間内に終了しないことは、人の時間を奪っているということに気づきました。

よくセミナーでも、時間が空いてしまったら・・と不安に思い、内容を盛りだくさんにしてしまい、後半押してしまうことがありました。

稼プロ!でプレゼンをしていても同じことが起こり、思い切って内容を少なくしてみると、案外話はできるものです。

逆に伝えたいことに時間を使えることが、大きな学びでした。

 

相変わらず論理性がなくてとりとめのない文章になってしまっていました。

最後になりますが、この場を借りて感謝申し上げます。

 

鴨志田塾長。最後の講義でくださった言葉に、とても感動しました。

まだ三意を体現できるには程遠いですが、自分なりにしっかり定義して、心に留めながら活動していきます。

 

事務局の皆さま。たくさんのフォローをいただき、とても助けていただきました。

 

17期の同期の皆さま。あたたかくて個性的で、素敵な仲間に出会えて、本当に楽しかったです。

これからもこの縁を大切にして、一緒に活動できたらうれしいです。

 

1年間本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

数十年後に想いを馳せて

2018-06-18 10:00:00 | 17期生のブログリレー

17期の永井ゆうくんです。

 

皆さん、1年間お疲れ様でした。

私は最終講義に出席できなかったので、

卒塾にあたっての「決意表明」を行わずに、ここまできております。

 

なので、この場をお借りして。

私は暫く、「企業内診断士」として活動したいと考えています。

その理由は、今の自分にとって、本業での経験を成長に繋げることが重要であるためです。

 

私が考える成長とは、

 

①今の自分にとって、やや難易度が高いと思われる課題にチャレンジ

②これまでの経験・知識をフル活用し、試行錯誤のうえ推進

③上司からの、(時に厳しい)フィードバック

④フィードバックを受け、必要に応じ方向転換を繰り返しながらも、最後までやりきる

⑤今回取り組みの自己点検・反省点抽出、今後に向けた対策検討・実施

 

以上の5項目を、適切に循環させるものです。

 

この中で特に、③のフェーズに関しては、

仕事上、毎日を共にしている人間からの意見・指摘となります。

このため、(その瞬間は感情的にもなりますが…)しっかりと納得できることが多く、今の自分には有意義なものであります。

 

今後も継続できるか分かりませんが、今はこの成長サイクルを重視したいと考えています。

 

一方で、昨今の「働き方改革」の一環で、副業解禁の動きが本格化しつつあり、一個人としても、従来の枠組みに捉われない働き方を模索する必要性が高まっています。

斯かる中、「中小企業診断士」を入口に、若しくは付加価値として、何か考えていければと思います。

 

とはいいつつ、本業と家庭(特に妻。むしろこれしかない。)が第一ですので、それを忘れずに日々研鑽に努める所存です。

 

稼プロ!を通じて出会った皆さんとは、是非とも今後もお付き合いを継続したいと考えています。

なので、私がおっさんになっても、健康で元気で居てくださいね!

 

1年間、本当にありがとうございました!!

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「日本のプレゼンス!」あなたはどう考えますか?

2018-06-17 23:52:58 | 17期生のブログリレー

「稼プロ!」事務の小林 隆です。

ワールド カップが始まりました。
ブログをご覧になっている方の中にも夜更かしをしてテレビ観戦をしている、
サッカー ファンがいるのではないでしょうか?オリンピックを始め、スポーツの世界大会が開催されると、いつも取り上げられるのが、日本人の観戦マナーのよさですね。

勝っても負けても、スタンドから退場する時には、周りのごみを片付けて帰る。
日本人のよいところなのだと思います。
先の震災でも、被災者が暴動をおこさず耐えしのぐ姿や、ゆずりあいの姿勢がが世界の共感を呼びました。

日本は、世界に誇れるすばらしい国民性を有しています。
私が時々たずねる東南アジアの国々も、親日国が多く、尋ねる先々で、日本人を歓迎する雰囲気を感じます。

しかし その一方で、日本はいつまでそうした地位を維持できるのか、疑問も感じています。

中国は、成長著しい経済を背景に資金力を背景に東南アジアを始め世界中の国々と親密な関係を築き、韓国は、サムスン、LGといった家電製品やKポップや韓流ドラマなどの娯楽で日時用生活に浸透をしてきています。

対する、日本はどうかというと、途上国の開発資金を援助する ODA(Official Development Assistance:政府開発援助)の予算は削減傾向にあり、資金援助での相対的な存在感は低下しているように感じます。庶民の暮らしの中では、家電製品やスマホなどはそのシェアを韓国製品や中国製品に奪われています。何より恐ろしいのは、以前は日本製品は、質が高いが値段も高いと言われていたのが、最近は、韓国製品や中国製品の品質向上により、日本製品との品質の差がなくなってきている点です。
また、日本のソフトコンテンツ特にドラマやテレビ番組などの娯楽は、版権が高く、途上国ではほとんど放映されないとう現実があります。

ビジネスの世界でも、英語でコミュニケーションがとれない日本の企業人は、本音がわかりにくいと言われます。加えて日本企業の意思決定の遅さは、海外 特に途上国のビジネスにでは敬遠されがちです。

そうした、現実を見るにつけ、日本はこれからどのように世界の中でそのプレゼンスを発揮してゆくのか、将来の日本の国のポジショニングはどのようになっているのか、心配になることがあります。

本来ならば、今こそ日本は、国家の将来ビジョンたる100年の計を図る時です。
政治家も学者もちょっとそのあたりの心得のあるかたは、その現実をご存知のはずですが、表にでてこないのが、日本の残念なところです。

ただ、こと経済活動に関しては、日本とか世界とか、言っているような時代ではなくなってきているのかもしれません。
個々の企業が、また個人が、世界の中でどのような価値を提供できるのか、考える範囲やマーケットの枠が広がっただけと考えるのが自然なのかもしれません。

私たちに今 課せられているのは、受け継いできた精神性や文化に誇りを持ち、大切に受け継ぐとともに、世界標準や現実を受ける勇気と備えが必要である、と感じる今日この頃です。

<後記>
国家の仕組みをどのようなものにするかは、国民の「幸せ」をどのように考えるかが、根本ですね。
国家の仕組みも経済の仕組みも福祉も、何を「幸せ」何を「公平」と考えるかによって、変わってきます。
なかなか、難しい問題ですが、そんなことも気になる年齢になってきました。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稼プロ!卒塾と空き缶の蓋とこれからについて

2018-06-16 20:43:06 | 17期生のブログリレー

17期生 設楽です。
いよいよブログ投稿も今回が最後となりました。

ところで、私は最後の決意表明でワケのわからないことを言い続けたので、どうなっちゃってんの?と思っていらっしゃる方のために、現在お話し出来る段階のところまでを書き記し、最後のブログとさせていただきたいと思います。

まず、最終講義での決意表明ですが、まとめると以下のようになります。
(1)合宿のときに作成したキャリアビジョンを見直し、状況が変わった部分と変わっていない部分があることに気が付いた。そして変わっていない部分(家庭環境)のため、当面独立は選択肢として考えず、企業内診断士として研鑽を積むことを改めて決意した。
(2)しかし、稼プロ!卒塾にあたり、1点だけわからないことがあった。それは診断実習の際、事前に配布された資料から当日のヒアリングに至るまで与えられた条件(Input)は全く同じだったにもかかわらず、成果物(診断書,Output)が17期生15名がバラバラだったこと。
(3)なぜバラバラになるのか? 終わってからずっと考えあぐねていたが、卒塾間際の5月末にあることに気付き、ようやくカギを見出した。それが「空き缶の蓋」であり、このカギを手掛かりに診断士活動を続けながら診断士の外にも出ていくことを決意した。それが自分の「決意表明」であった。

となりますが、(2)と(3)の間のところを少し補足させてください。
まず、個人ではなくグループで診断書をまとめたら質が上がるのか?と考えましたが、これは違うと思いました。私の推測ですが、そうしたらかえって妥協の産物のようなつまらない診断書になっていたことでしょう。では、17期生が診断士として経験を積めむことによってこの差異は収れんするのか?とも思いましたが、これも違うと思いました。15人揃って同じ答えになったら、経営に答えがあることになってしまうからです。もっとも、対象企業によってはほぼ同じになることもあるでしょうが、そのような企業の場合は今やっても同じになるでしょう。
そんなわけで、答えが出ないままでいましたが、ある日、「空き缶の蓋」のことについて学んだことにより、私の見方が大きく変わりました。

では、空き缶の蓋の秘密ですが、まず写真をよく見てください。左側と右側が微妙に違うことに気が付きませんでしょうか? 実はこのことにより、缶を開けようとする際にかかる力が一方向に偏るため、誰がやっても同じように、しかも簡単に開くようになっています。(仮に左右対称だったら、力が分散し開けにくいものになるはずです。) このことは言われれば簡単に理解できることですが、何も考えずにただ見ているだけでは気づかないものだな、と思いました。そして秘密はもう1つあります。これは懇親会のときにも言わずに黙ってましたが、、、実は缶というものは壮大な矛盾に満ちたものです。なぜか。それは「開けるときは少ない力で簡単に開けたいのに、そう思わないときは絶対に開いてはならない」という矛盾があるからです。それはそうですよね。力を入れずに簡単に開けばいいだけのものを作ってしまうと、知らない間にカバンの中で開いてしまったというような事態が起こってしまいますので。「開けたいときは開いてほしいのに開けたくないときは絶対に開かない」 それが(自動販売機で売っているような)缶の蓋です。見事なまでに矛盾をクリアしています。逆に缶切りを使うような缶は「開けたくないときは開かないが、そうであるがゆえに簡単に開けることもできない」ものになります。

なるほど。これは奥が深いと思いました。とはいえ、この缶の話は先の診断実習と直感的には結びついたものの、どう有機的に結び付けていくかが課題として残りました。ただ、この缶のことを更に突き詰めようとしたとき、その答えは診断士という枠の外にあるため、外に打って出ることが私の稼プロ!卒塾後にやるべきことと考えました。そのことを「旅に出る」という表現で決意表明をした、という次第です。

ここまでの話は3分では到底出来ないということもあり、最終講義では皆さまには消化不良な形で伝わってしまったかと思います。相変わらずの舌足らずですみませんでした。

最後になりますが、この1年間、鴨志田塾長をはじめ、講師の先生方、事務局の皆様、同期の仲間には大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ただ、自分は(稼プロ!に限らず)どこに行っても問題児(?)なので、皆さまにはご迷惑をおかけしたことが多々あったかと思います。残念ながら3意が果たして習得できたのかどうか。自分ではよくわかっておりません。申し訳ありませんでした。
もうすぐ卒塾式ですが、皆様と直接お会いするのは基本的にはその場が最後で、その後はOB会などがあったとしても、会う頻度は極端に減ることになるかと思います。ですが、今はもうSNSなどで簡単に交流が保てる時代になっています。直接顔を合わせることはなくとも、自分がどんなことをやっているかについては継続して発信していきたいと思います。だから、私はさよならとはいいません。稼プロ!という名前の缶の蓋を開けたということはそういうことです。一度開けたら缶はずっと開いたまま、です。ありがとうございました。

設楽英彦

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする