東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

日々の積み重ね

2020-11-25 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは。事務局の木村です。皆様、三連休はどのように過ごされたでしょうか。外出された方、巣ごもりされた方、それぞれの過ごし方があったと思います。落ち着いていた感染者数はここ1~2週間で、劇的に増加しました。もともと、冬になれば、感染者は増えるという予想はされていましたが、Gotoキャンペーンの影響を指摘するようなテレビ報道も見かけます。キャンペーンに好意的な意見、否定的な意見さまざまあり、何が正解なのかを私自身は判断しかねている状況です。今後も出てくる多くの情報から、自分なりの明確な行動基準を決めていきたいと考えています。

 

さて、私は三連休の最終日、11/23(月)は、オンラインイベントを視聴しておりました。「Climbers 2020 (クライマーズ)」という、様々な壁を乗り越えてきた各界のトップランナーによる、人生の特別講義を提供するイベントです。

 

 

Climbers 2020 (クライマーズ2020) | ブレイクスルーを実現した10人による 人生の特別講義

 

 

元ヤンキースの松井秀喜氏をスタートに、多くの著名人の貴重な話を聞くことができました。私が視聴した主な目的は、ボクシングの井上尚弥選手でした。世界戦のような大きな舞台でも、素晴らしいパフォーマンスを発揮できるメンタル、話を聞いてその理由がわかったような気がします。詳細は割愛しますが、トレーニングでどれだけ自分を追い込むことができたかということを毎日自分に問えという父親の教えがあったそうです。本番で揺らぎない自信を持って行動するためには、自信の根拠となる裏付けを自分のなかでどれだけ持てるかに尽きると思いました。

 

自分自身に置き換えれば、たとえばプレゼンなど、5回よりも10回練習した方が自信を持てる気がします。一人で練習するよりも、近しい人に見てもらいながらやった方が人前で話すのに慣れるような気がします。そういった積み重ねが本番に結果として出てくるので、何かをするときには少なくとも自分はやることはやったと納得している状態で臨みたいですね(といいつつ、時間の制約などもありなかなか難しいですが、、)。

 

11/30(月)までは、アーカイブ配信しているということなので、ご興味ある方は視聴してみてください。

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意外な流行

2020-11-24 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは。20期の安納です。

先日の稼プロ!合宿は、筑波山を望む土浦市内のホテルで開催されました。久しぶりに筑波山を間近に見て、思い出したことがあります。ご存じの方も多いかもしれません、天狗が多数おわすのです。

この事実は、以前読んだ江戸時代の国学者、平田篤胤の書籍から知りました。岩波文庫の青で、寅五郎異聞といったか…いつ処分してしまったのか、すでに手元になく名前がおぼろげです。そういえば、天狗の単位は人としていたのか、体だったか…思い出そうとしているうちに再購入の機運が高まり、天狗も驚く検索エンジンで判明いたしました、「仙境異聞・勝五郎再生記聞」です。少し記憶がずれておりました。ECサイトに在庫があったので、早速購入してしまいます。

緊急重版?

これまた天狗も驚くスピードで、早速翌日には書籍が届きました。見ると、表紙にポップな帯がかかっています(下記産経ニュースリンクから書影が確認できます)。「緊急重版 twitterで話題沸騰!!」?。奥付をみると、「2019年11月15日 11刷」となっています。ちなみに初版は2000年1月14日です。何が起こっているのでしょう。

ネットのことはネットに聞け、ということで、またぞろ検索エンジンを駆使いたしましたところ、いくつかの記事にたどり着きました。

▼【話題の本】アマゾンで一時数万円…天狗の仕業でヒット? 『仙境異聞・勝五郎再生記聞』平田篤胤著、子安宣邦校注 - 産経ニュース(2018/7/14)
https://www.sankei.com/life/news/180714/trv1807140001-n1.html

2018年にtwitterを中心に話題が広まったことがきっかけのようです。一時期価格が暴騰する状況もありながら、2年間でなんと6刷から11刷と順調に重ねてきたのです。すでに祭りが終わったあとではありましたが、意外な流行にただ驚きました。

▼謎ブーム どうして「天狗にさらわれた少年の話」が売れているのか? | 文春オンライン(2018/4/29)
https://bunshun.jp/articles/-/7148

校注を担当した子安氏も戸惑いが隠せなかった様子です。流行のおかげで、氏の本書に対する思い入れに触れることができたのは、自分にとって幸いでした。

「異世界もの、転生もの」の流行

「仙境異聞・勝五郎再生記聞」のうち仙境異聞は、天狗に連れ去られ異界の修行を積んだという寅吉少年に対し、平田先生がインタビューする形式を中心にストーリーが構成されています。様々な修行や祭事を語る寅吉少年の記憶力に驚嘆するとともに、的を射た質問を放つ平田先生の手腕に感心いたします。おかげで後世の我々でも、異界での出来事をはっきりと思い浮かべられるのです。

このような異世界体験を記した書籍の背景には、小説やマンガでモチーフとなっている「異世界もの、転生もの」ジャンルの流行があるようです。

▼Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E4%B8%96%E7%95%8C_(%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AB)

上記の説明によれば、文字通り、今住んでいる世界とは別の場所にける経験、その経験と現世とのギャップ、を扱う分野といえます。寅吉少年の異界での経験と現世での語り口を、同様のジャンルでとらえたことが、古典の流行を生んだのです。

江戸時代の古典に同様のモチーフを見出したことは誠に慧眼ですし、時代を越えて同じ興味を持つことのできる文化的背景があることを思い起こす機会を与えてくれました。流行のベースを探り、古典を掘り起こして繋いでいくことは、その価値や共同体の維持に大切な役割を担うかもしれません。これからは、古典に学ぶ機会も大切にしたい、と思いを新たにいたしました。


ところで当初気になっていた筑波山の天狗について、記述されている箇所を以下に紹介いたします。

岩間山に十三天狗、筑波山に三十六天狗、加波山に四十八天狗、日光山には数万の天狗といふなり。(「仙境異聞・勝五郎再生記聞」岩波文庫 241ページ)

茨城勢は 13+36+48 で 97天狗(単位は「天狗」のようです)、栃木勢は数万天狗、栃木勢が数で圧倒していますね。

失礼しました、突然、茨城と栃木の構図を持ち出してしまい恐縮です。私、実は栃木県に居住しておりまして、最近の魅力度ランキングなるニュースの後、時々このような思考に陥ることがあるのです。天狗の数で魅力を推し量れるものでしょうか。全く良くない思い込みです。魅力度については後日、あらためて書くことがあるかもしれません。

お読みいただきありがとうございました。

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いまさら中小企業診断士資格のメリット

2020-11-23 11:59:19 | 20期生のブログリレー

こんにちわ、稼プロ!20期の山崎です。

私事ですが、今月、誕生日を迎え、36歳になりました。
30にして立つ、40にして惑わずと言いますが、立ちもせず日々惑うてばかりです。偉人に肩を並べようとは
思いませんが、少しでもその境地に近づけるよう、精進して参ります。

さて、今日は、今更ながら、中小企業診断士という資格の持つメリットについて思うところを書きます。
35歳の1年間は、試験に合格し、診断士として登録し、初めて本業以外でお仕事をいただいた年でした。濃
厚な日々を過ごし、段々と周りにも資格の存在が知られるに連れて、こんな質問をたびたび受けるようにな
りました。

「診断士って、どう?」です。

私は一言「ほんとオススメします」とだけ答えています。心底、そう思うからです。

この資格、一般的な知名度はそこまで高くありません。独占業務もない。5年に1回は更新必須。難しい割に
メリットが薄くコストが高いと感じる方もいるようです。

私はここ9ヶ月くらいの経験から、以下の点で、非常に優れた資格だなあと思っています。

1 パスポートになる
独占領域がない分、官民公個どこにでも関わることができ、扱える分野も広いです。
「書く」仕事では、日常生活の延長では決してお会いできない取材先の方々、「診る」仕事では、無数にある
中小企業の経営者や他の士業の方々、「話す」仕事では、社会的ステータスの高い方やベテラン個人事業主の
方々と、それぞれ関われます。本業では交わることのない方々ばかりです。
果ては神社のコンサルティング、ネイルサロンの経営、海外でパン屋の開業支援など、裾野の広がり方は圧巻
の一言です。診断士という資格がパスポートとなり、未踏の分野、ネットワークにどんどん進出できるのです。

2 触媒になる
中小企業診断士という資格は、もともと持っている特異点を際立たせる効果があると感じます。SE×診断士、
記者×診断士、カメラマン×診断士など、掛け算でキャリアを形成することで、もともと持っている差別化要素
が更に輝きます。ビジネスだけではなく、子育て経験や趣味ですら掛け算の対象になりえます。診断士の資格は、
ミスマッチを起こすジャンルがほぼ存在しない、優秀な触媒です。

3 協力し合う空気がある
他の士業とダブルライセンスをお持ちの方からの伝聞した話ですが、独占領域がなく、仕事の「パイ」に上限
がないためか、中小企業診断士は互いに協力し合う空気があるようです。独占業務が決まっていると、仕事の
数に限りがあるので、互いに協力しようという空気は生まれにくいそうです。
実際、私が関わった数少ない案件でも、「その分野に強い診断士」にアドバイスを求めることは多くありました。


専門性に加えて、このような魅力的な副次効果を得られるのだから、オススメしない理由がありません。稼プロ!
 で非常に大きな刺激を受けているのも、この資格あってこそです。

新たな1年は、更に特濃な日々を過ごすべく、全力で動き回ろうと思っている次第です。

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ボイストレーニングに参加して

2020-11-22 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは。事務局の水口です。

日中は、11月下旬とは思えないほど暖かさ。その分、夜は冷え込みが厳しいこのごろですが、皆さんお変わりありませんか。

さて、私は先週、稼プロ!ボイストレーニングの宮崎先生の特別講座に参加しました。
参加された皆さん、お疲れさまでした!

ボイストレーニングでは午前は、「ののゆる体操」という声を出しやすくするための体操を行ったあと、母音の発生練習を行い、午後は、ナレーション原稿を読んでいきます。

普段仕事では、あまり大きな声を出すことがありませんが、ボイストレーニングの発声では、皆で気持ちよく声を出すことができるせいか、トレーニングが終わったあとは、気分すっきりです!(笑)

さて、当たり前のことですが「息を吐く」「声を出す」これは普段から行っていること。でも、日常生活ではそのことを意識することは、ほとんどありません。今回も、「息を強く吐く」ことや「お腹からしっかり声を出す」ことが出来ていないことに、気づかされました。

人間の体は不思議なもので、普段していないとそれが当たり前になり、していないことに体が慣れていきます。

宮崎先生がよく言われているのは、「人間が生まれたときは『おぎゃー』とうぶ声を上げて息を吐いて産まれてくる。死ぬときは、その逆に息を引き取る。だから、普段から息を強く吐くことが大事。息を吐く力は生きる力。」であると。

ボイストレーニングでは、意識して「息を強く吐く」「お腹から声を出す」ことを繰り返し行いました。普段あまり出来ていないためか、トレーニング終了後、気持ちよい疲労感で、足もカチカチに・・・。

さて、20期生の皆さんは、次回「話す」講義ですね。

午前は、富岡先生のプレゼンテーションの講義え、今までのミニプレゼンテーションの振り返りもしていきます。午後は、宮崎先生の講義(宮崎先生の前で発表)となります。ぜひこの機会を楽しんで、思い切ってやってくださいね。どうぞお楽しみに!

稼プロ!事務局 水口淳一郎(16期生)

 

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将来への不安

2020-11-21 12:00:00 | 20期生のブログリレー

稼プロ!20期生のヨシです。私は昔、タロットカードに凝っておりました。

タロットカードは今ではそれなりに認知されていると思いますが、トランプ

の源流ともいわれ、カードに太陽、法王等の絵が書いてあり、その絵を基に、

占いを行います。

 

ちょうど予備校生であったこともあり、友人からも良く「〇〇大学××学部

におれは受かるか」等の相談を受けました。私の合格可能性の占い結果は

結構当たると評判でもありました。当然です。友人の模試の結果や偏差値を

知っており、それもベースに占っていたからです。

 

大学に入ってからもたまに行いました。学園祭で友人がコンピューター占い、

私がタロットカードという「占いの部屋」を催したところ、大変な評判となり

かなりの方を診た経験をしております。最初の来訪者の学生を占ったところ

法王のカードが上下逆であったため「あなたは法学部ですね、ただし、まだ

就職が決まっていませんね」と言ったところ、まさしくその通りだったことに感動し

た彼が、皆に紹介して回り、口コミが生じた結果です。

 

予備校生、就職の決まっていない学生等、将来が分からない方は当然日常的に

不安を感じています。そこには当然、占いを傾聴してしまう心理が働きます。

私も同じ経験があります。チェーンの小売業を任されていたころ、新規の商業

施設への出店を何回も行いました。その際、初期投資はかなりの額であり、

もし失敗店となった場合、多額の損失をこうむります。出店を決める際は本当

に不安でした。もちろんタロットカードで出店の是非を決めはしませんでしたが、

常に不安にさいなまれる日々であったことは事実です。

 

経営者の方で占いに凝っている方が多いという話を聞くことがあります。本当

かどうかはわかりませんが、将来や、意思決定時に不安を感じることがあるの

は当然のことだと思われます。私は、診断士の勉強を通じて学んだことで、その

不安を和らげる仕事を行っていこうと考えており、引き続き、精進を重ねて参る

所存です。引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。

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