東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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先達・先輩から学んだこと(第2回)~新人のときに学んだ基本動作

2024-09-20 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

事務局の大井秀人(20期)です。

前回のブログで今期は「視点のルーツをまとめる」と題して連載を意気込んでみましたが、表題を変えることにしました。新たなタイトルは「先達・先輩から学んだこと」。コンテンツを考えていくと、自分自身のものの見方は、折々の上司・先輩から学んだことが多いと気づいたからです。

ということで、今回はその2回目。新入社員のときに学んだことを紹介したいと思います。

ちなみに前回のブログはこちら。
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視点のルーツをまとめる(第1回)~3S、三現主義、安全最優先
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前回のブログで少し触れましたが、私の最初の勤務先は化学メーカーです。情報システム部門に配属され、当初は海外工場のシステム構築に携わる予定でした。しかし、なぜか1年後には研究所に異動するのですが(その話はまた別の機会に(笑))、この入社直後の1年間はIT運用や工場現場の実習中心で、行く先々でで多くの方にご指導いただきました。その中で、今も大切にしている当時の上司3人からいただいた言葉をご紹介します。

1.「技術者の仕事は成果を文章にまとめて初めて完成する」(by 担当役員)

この言葉は、部門の新入社員歓迎会で隣に座られた担当役員が、飲みながら話された一言です。新入社員の隣に役員なわけですから、、、めちゃくちゃ緊張です。ことさらよく覚えています。

元々研究所長をされていたその方は、「技術者や研究者はDo(行動)に夢中になるが、Doだけでは自己満足に過ぎない」と語っていました。新技術や研究成果をレポートという形にして後世に残すことが、技術者の仕事の使命であるという強い信念を持っていました。

この会社は報告書作成へのこだわりがDNAみたいなところがあり、私もめちゃくちゃ鍛えられました。その影響か研究開発分野では継続的に成果を上げ続けています。そしてこの言葉は、「技術者」を「コンサルタント」や他の職種に置き換えても通用する言葉だと思います。私もその後の転職先で、あるいは診断士活動で、このドキュメント化する習慣とスキルはとても役立っています。特に習慣が重要と思うこの頃です。

2.「ルールはルールだから!」(by 部長)

これは入社して2か月くらいしたときのことだったと思います。部門配属の新入社員全員が講話で集められたときの、部長との質疑応答での一言です。この発言の前後関係はよく覚えていないのですが、同期の誰かが何かの会社のルールに疑問を呈したときの返答だった気がします。

その受け答えはちょっと噛み合ってなかった感じだったのですが、趣旨が印象的でした。「社会人・仕事人たるもの『自律した個』でないといけない。自律した個であるためには、基本動作がしっかりしていることが必要がある」というメッセージが込められていたからです。その文脈で出てきた一言が「ルールはルールだから!」でした。社会人や組織人としての基本動作の1つが「ルールを守る」ということでした。

自律した個とルール、一見無関係で突飛な理屈ですが、よくよく考えると、社会人として信用されるには、基本動作ができルールを守ることが最低条件ということに気付かされました。いくらいいアイデアを持っていても、信用されていなければ案を採用してもらうのは難しい。そういうことをガツンと言われて、学生気分から目を覚まされた経験でした。この言葉は、稼プロ!の「人となり」にも通じる気がしています。

3.「大井さんは何かを残してこれるね」(by 課長)

1年目の後半の半年は炭素繊維工場で生産管理の実習生として働きました。この言葉は、そのときの部門の直属上司が地方の工場まで面談に来られたときにかけていただいた一言です。

私は生産ラインの切替時間分析と効率化を実習のテーマに設定していました。テーマのヒントは指導員の現場の主任さんからいただいたのですが、機械工学出身のプライドもあり具体的な分析方法や改善案は自分で考えて進めました。シフトの主任さんにも協力してもらい切替作業の工程分析もしました。24時間操業の職場なので、深夜の切替のときは辛かったのを今でも覚えています。

そんな話を面談で上司にしたときにいただいた言葉が「大井さんはこの工場に何かを残してこれるね」です。新入社員が短期の工場実習で自らテーマ設定して提案するというのはそうそう無いらしく、シニカルな感じの上司に珍しく褒めていただきました。実習後、私が調べた結果をもとにライン切替作業の見直しが行われたと聞いたときは、とてもうれしかったです。

ここでの学びは短期の期間や実習といえど「成果」や「財産」を残すことにこだわるということです。短期間の実習ですから受け身でやり過ごすこともできるわけです。しかし、そういう場でも一期一会で本気で取り組むと、のちのち語れるような自分自身の知的資産も詰みあがり、他の人との差がつく気がします。

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こうして今振り返ると本当に貴重な時間で、9年半で退職したことが少し後ろめたいですね。このように文書にして少しでも還元することが、せめてもの恩返しと感じています(汗)。次回は、研究所に異動し、さらに新事業部門に移ったころのことを書きたいと思います。

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「マーケティング22の法則」

2024-09-19 12:00:00 | 24期のブログリレー

こんにちは!

稼プロ!24期生の二瓶です。

今回は、「マーケティング22の法則」という書籍について書いてみたいと思います。

 

今年1月に中小企業診断士に合格してから何かとビジネス関係の書籍を読むことが多くなりました。それまでは東野圭吾などミステリー小説を読むことが多かったのですが、自分の興味が経営戦略やマーケティングなどに大きく移ったため、手に取るジャンルが変わったのだと感じています。

 

マーケティングに関する書籍は、本屋に行けば置いていないところはないほど必ずやコーナーがあるかと思います。代表的な書籍では、P.コトラー、恩藏尚人などが書かれたものが挙げられます。

そんな中で代表的な書籍のひとつで「売れるもマーケ当たるもマーケ マーケティング22の法則」東急エージェンシー出版(アル・ライズ/ジャック・トラウト共著 新井喜美夫 訳)を取り上げたいと思います。この書籍は、今から30年前の1994年に初版発行され今もなお増刷を重ねているマーケティング分野の代表作のひとつです。

 

この書籍のタイトルですが、原作にはないサブタイトル「売れるもマーケ当たるもマーケ・・・」がまずはつかみはOKという感じです。

前置きはこのくらいにして、マーケティング22の法則のうち私が腹落ちした22のうち3つの法則を取り上げたいと思います。

 

■一番手の法則

先頭を切ること=最初に顧客の心に入り込む、ということがマーケティングの第一の法則として大切だとあります。

大西洋を最初に単独で横断した人物は知っていても二番手の人物は知らないということや、ブランドではコンピュータのIBM、コーラのコカコーラなどが挙げられます。

私のように昭和の人間だと今でもIBMはコンピュータのイメージを持っています。(IBMはクラウドやコンサル等サービス中心の会社)

それだけ製品やブランドおける一番手は、顧客へインパクトを与えられるものだと痛感しました。

 

■集中の法則

顧客の心の中に一つの言葉を植えつける方法をみつけることが出来れば信じがたいほどのの成功を収めることが出来るとあります。

私の経験上、確かに法人営業を行っていて長くユーザーでいていただくお客様は、こちらの会社に対してある種の「○○○が優れている」「○○○サービスが役に立つ」など何らかのフレーズで表わされる言葉のイメージを持っていただいているような気がします。

その言葉が強ければ強いほど関係性の強いユーザーになっていると実感しています。

 

■正直の法則

顧客の心の中に入り込む一番効果的な方法は、まずネガティブ面を認めて、それをポジティブ要素に変えることとあります。

私は日頃洗口液でリステリンを使っています。

リステリンの謳い文句で「一日に二回いやなお味を」と正直に言うことで、「多くの細菌を殺す」というセリングポイントとなっているそうです。

確かに日本製品と比べて味が結構強烈で、30秒もしていられないのですが何故か殺菌効果が高いのではと信じて今も苦痛と闘いながら使用しています。

 

 

書籍で増刷や重版を続けている書籍は、やはり内容的に得るものが多いと感じています。

これから暑い?読書の秋を迎えるにあたって色々なジャンルのものを続けて読んでいきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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近況(家探し)

2024-09-18 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。

本ばかり読んでいても進まないということで、8月の長期連休を活用して、不動産会社の無料オンラインセミナーを受講してみました。私のFacebook上にはいくつかの不動産会社の広告が登場しますが、その中で新築や築浅物件よりも中古物件×リノベーションという文句に惹かれてゼロリノベという会社の無料オンラインセミナーを選択。簡単に会社紹介があった後に中古マンションを中心に話がありました。多くのマンションでは築年数が進むにつれて資産価値は下がっていくが築20年位から比較的安定的に推移する、築年数よりも管理状況が大事で、最初の10数年間できちんと修繕を実施している物件であればその後のメンテナンスもきちんと行われることが期待できる、室内(専有部分)は自由に変えられるので建物の構造やコンクリート状況や管理状況・修繕積立金計画に注目しましょうということでした。また、借りられるだけローンを組んで購入するのではなくて自分のライフプランに合わせて適正な住宅予算を算出したうえで購入しましょう、というのも新鮮でした。リノベも自分のイメージよりもお金をかけずに出来そうなのもわかりました。セミナー受講後、無料でゼロリノベが紹介するファイナンシャル・プランナーと面談して適正な住宅予算の算出、その後、その住宅予算に基づいて専任のスタッフがついておうち探しを2時間ほど(おうち作戦会議)まで無料でした。おうち作戦会議ではざっくばらんに賃貸か購入か/歳を取ると賃貸が借りにくくなるか/リノベーションのイメージ・費用の相談をするとともに、算出した住宅予算で希望のエリア・条件でどんな物件が出てくるのかをその探し方も含めて教えてもらえました。一旦、そこで終了しましたが、時期や希望エリアが定まったら相談しようかと思っています。


最後に最近読んだ本で面白かったものを紹介します。

50代うつよけレッスン (朝日新書)

50代うつよけレッスン (朝日新書) | 和田 秀樹 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon


50代は老いの思春期。体だけでなく環境も大きく変化していくので、ストレスを感じたり、うつ病になったりしやすいようです。世の中には「うつ病になりにくい考え方」「うつ病になりにくい生活習慣」「うつ病になりにくい行動」があるということで、筆者が「思考」「生活」「行動」という切り口でどうやったらうつ病になりにくくなるかを具体的に書いています。

老後の家がありません-シングル女子は定年後どこに住む?

Amazon.co.jp: 老後の家がありません-シングル女子は定年後どこに住む? (単行本) : 元沢 賀南子: 本


シングル女子をシングル男子に置き換えれば一緒だろう、ということで読んでみました。
75歳くらいまでは賃貸が大丈夫そう、移住先探しや他拠点生活活用に「お泊りサブスク」の活用、マンションや戸建て探しの奮闘記などが面白く、参考になりそうです。

〝シングルマイホーム〟という新しい住まい方のすすめ 1人ときどき2人の家

〝シングルマイホーム〟という新しい住まい方のすすめ 1人ときどき2人の家 | 横張 国弘 |本 | 通販 | Amazon


「一戸建て=ファミリー向け」が一般的なので、独身はマンションを借りるか買うかという選択肢しかない中で、シングル用のコンパクトな戸建てという発想が新鮮で、実際にかなりの建築実績があるそうです。地方に住むならありかな、何て想像を膨らませながら読んでいました。

 

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写真撮影のポイント

2024-09-17 12:00:00 | 24期のブログリレー

 こんにちは、24期の成嶋です。3回目の投稿になります。よろしくお願いします。

 私、写真を撮ることが趣味で、独学で20年ぐらい主に京都の神社仏閣、風景、花の写真等を撮っています。使用しているカメラはデジタル一眼レフカメラです。写真の腕はそれほど上手くはありませんが、写真を撮るときに私が気を付けている基本的なポイントを紹介します。中小企業診断士の仕事において、診断先の工場や事務所の写真を撮影して資料に掲載したり、経営者や従業員の写真を撮ったりすることもあるかと思いますので、その際の参考になれば幸いです。

・ポイント1:テーマ・主題を決める
 写真で何を撮りたいのかを決め、何を主張したいのかを明確に意識して撮影します。テーマ・主題を明確にするという点、ビジネス論文と同じですね。例えば、ある人物の優しい雰囲気が出た顔を写真の主題にしたい場合、それに適した撮り方があります。何を撮りたいのかを決め、写真の出来上がりをイメージし、それに適した撮り方を試行錯誤します。

・ポイント2:ピントを合わせる
 主題に対して、ピントをしっかりと合わせます。写真を観る人は、ピントが合っている箇所を観ます。ピントが合っていないと、写真の主題、テーマ、主張がぼやけてしまいます。何が主題なのか、写真を見た人が分からなくなることを防ぐためにも、主題にピントをしっかりと合わせます。このポイントを診断士業務に活用するなら次の通りです。例えば、工場内の全体レイアウトを撮影する場合は、全体にピントが合うようにします。人物の顔を撮る場合は、カメラに近い方の被写体の目にピントを合わせます。

・ポイント3:水平を保つ
 水平が保たれていない写真は不安定な印象を与えます。水平になるよう気を付けます。読み物で誤字脱字が多いと読み手は読む気をなくしますが、水平が保たれていない写真は個人的には観る気がなくなります。ただし、水平を保つことは意外と難しいです。写真を撮るときの姿勢が悪い場合や、シャッターを強く押しすぎてカメラが微妙に動いてしまう場合、水平が保てません。姿勢をよくしてまっすぐに立つ、シャッターを落ち着いて静かに押す、何枚か撮影しておいて一番水平に保たれている写真を選ぶ、カメラのグリッド機能・水平器機能を活用する、三脚を使用してカメラを固定する等の工夫が必要です。

・ポイント4:光を気にする
 光源の位置、光の強さを意識します。光の強さ、向きによって写真の趣は大きく変わります。屋外での強い逆光で人物を撮ると、人物が暗く映ります。屋内の弱い逆光で人物を撮ると、優しい表情の写真が撮れたりします。光の強さ、向きを確認し、光の加減を調整して写真を撮影します。調整の仕方は、周囲を歩き回ってよい位置を見つける、カメラの設定(絞り値、シャッター速度、ISO感度等)を調整する、レフ板やストロボを活用する等の方法があります。また、被写体を暗めに撮影すると重厚感や威厳が、明るめに撮影すると柔らかさや優しさ、ふんわり感が表現できます。

・ポイント5:ごちゃごちゃさせない
 写真は引き算と言われることがあります。主題以外の対象を、あれもこれもと欲張って写真内に入れてはいけません。主題が分からなくなるからです。ごちゃごちゃとさせず整理することが大切です。写真内の色も3色ぐらいがよいとされています。

・ポイント6:構図を決める
 構図にはセンスが出ます。被写体の周囲を歩き回ってよさそうな構図を探したり、カメラを縦にしたり横にしたり、目線の位置から、ロウアングルから、ハイアングルからと視点を色々変えて撮影します。例えば、診断業務の関係で工場のレイアウトを撮影する場合、上から俯瞰するように撮った方がよいわけで、その場合は上の階から撮る、カメラを持ってバンザイをして上から撮る、脚立を使用する等の方法があります。
 色々と構図について試行錯誤して写真を撮るのですが、後から写真を見返してみると本当にセンスがないなと愕然とすることがあります。ではどうするかというと、人のマネをします。私の場合、桜や紅葉の季節だと他の人も写真を撮っていることが多く、他人が撮っている場所に行ってマネをして写真を撮ります。特に女性の美的センス、感性、視点はすごいなと感心することが多いです。
 観光地で撮影をする場合、観光客にカメラを渡されて写真を撮るよう依頼されることが多いです。そのときは、観光地がどこかが分かるように背景も入れつつ、顔の表情が分かる距離感で撮影します。それも含めて、人物の全身と背景が十分に入る写真、顔の表情がメインの写真と3枚の異なった構図で撮影します。中小企業診断士の仕事において、経営者や従業員の方々と記念撮影をすることがありましたら、上記の3枚撮りを試してみてはいかがでしょうか。

・ポイント7:加工する
 色の濃さ、明るさ、写真の水平は画像編集ソフトを用いて加工することにより、ある程度リカバリができます。逆にピントと構図は、取り返しがつかないことが多いです。私の場合、1被写体に対して絞り値、シャッター速度等の設定値やピントの範囲、構図を変えて、何十枚と撮影します。フィルムカメラと違い、デジタルカメラは何枚も取れることが大きな利点です。失敗に備えるためにも労を惜しまず何十枚と撮影します。
 最近の画像編集ソフトは高機能で、風景に映っている人間を消す機能や、様々なフィルターが実装されています。私は明るさを微調整するためにカメラ付属の低機能の画像編集ソフトを使用していますが、お金と時間に余裕があったら本格的な画像編集ソフトを活用した方がよいです。勝負写真の場合は活用すべきだと思います。余談ですが、カメラで普通に写真を撮った場合、鮮やかな空の色、新緑の色、紅葉の色はそうそう出せるものではありません。大抵、加工しています。調子に乗って加工をやりすぎると写真が全体的に不自然に見えたりするので注意です。画像の加工にもセンスと経験、自己抑制が必要です。

・ポイント8:性能の良いカメラを使用する
 身も蓋もないことを書いてしまいますが、やっぱり良いカメラ、レンズを使用するときれいな写真が撮ることができます。良いカメラ、レンズは50万円、100万円、それ以上と目眩がする価格であり、まったく手がでません。カメラ、レンズ収集にハマると破産への道を突き進むことになります。底なし沼です。私の場合、それなりのカメラ、レンズを中古で購入して出費を抑えています。中古品を使用しても撮った写真の品質に今まで問題を感じたことはありません。
 最近はiPhoneやスマホのカメラの性能が恐ろしく向上しており、一眼レフカメラより高い解像度を装備していたりします。iPhoneやスマホで撮った写真の方が、一眼レフカメラで撮った私の写真よりもきれいだったりします。iPhoneやスマホのカメラだと絞り値、シャッター速度、ISO感度等の設定変更ができず一眼レフと比べて表現の自由度が落ちますが、診断士業務で使用するカメラはiPhoneやスマホで十分だと思います。もう一眼レフカメラにこだわる時代ではないのかもしれません。

・ポイント9:守・破・離
 写真の世界にも「守・破・離」があります。「主題を決める」、「ピントを合わせる」、「水平を保つ」等の基本を意図的に破ることにより、面白い写真、人と違った写真を撮るというテクニックがあります。注意点としては、破る基本は1つぐらいの方よいそうです。そうでないと収拾がつかないカオスな写真になってしまうからです。私は、基本を破るというテクニックを使用できる境地にはまだ達していませんが、いずれチャレンジしたいです。
 また、あえて低性能なカメラで撮影して、その趣を楽しむという方法もあります。写真の世界は奥が深いです。

 以上、自分が気をつけている写真の撮り方のポイントを紹介しました。写真の撮り方のポイントを言語化して自分なりに整理することができてよかったです。iPhoneやスマホのカメラの高性能化、インスタグラム等のSNSの普及により、昔と比べて写真がより身近になり写真を楽しむ人が多くなったと思います。皆様が仕事で撮る写真だけでなく、日常で撮る写真に対しても本ブログが少しでもお役に立てることを祈ります。読んでいただき、ありがとうございました。

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声の力2024その2

2024-09-16 12:00:00 | 24期のブログリレー

24期塾生の皆さん

こんにちは!

稼プロ!事務局の田本です。

前回に引き続きボイトレの話です。

前回、本ボイトレの特長として以下をあげました。

①相手に届く声はその人の持つ地声

②地声を出すには腹式呼吸でお腹から

③そのためには姿勢が大事

④姿勢を維持するために体を整えることが大事

⑤体を整えるののゆる体操

これらを会得するためのレッスン構成は、

  • ののゆる体操
  • 腹式呼吸
  • 発声練習

です。稼プロ講義ではそれに加えて、声を出して文章を読み、それに対して特別講師よりご講評いただく流れになります。

ののゆる体操から発声練習までの流れについて簡単にお話しします。ののゆる体操は宮崎先生が中国本場仕込みの気功法を取り入れて考案した体操です。

前半30分ほどはストレッチ、後半30分に脱力でおよそ1時間程度のセットです。

脱力は、その名の通り体中から力を抜きます。喉を開けやすくし、腹の内筋に力を集中して入れられるようにします。

体が整ったら、腹式呼吸を練習します。

これで声が出やすくなった状態になってから発声練習です。

発声練習は、日本語の要である母音を、口を正しい形でよく開けて声に出す練習です。

だいたいこんな流れになりますがいかがでしょうか。

言葉だけではなかなかイメージするのは難しいですね。合宿では、希望者任意ですがののゆる体操の前半のストレッチを皆さんと私で軽く体感していただきます。私は講師ではないのでののゆる風、です。興味のある方はぜひ一緒にやりましょう!

では次回講義は合宿です。濃密な内容となりますが、楽しみながら学んでいただければと思います。

 
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