岐阜県羽島市の古い街道(竹鼻街道)近くで、近代建築を探して廻った時に立ち寄った和菓子屋「兎月園」。建物は新しいが現在3代目だという歴史のある店。店の外の看板にも大書きしてある名物「みそぎ団子」目当てで店に入ってみた。ガラスのショーケースに沢山並べられた菓子(洋風菓子もある)の中にみそぎ団子は見つからず、確かめてみるとお盆で提供は終わっているとの事(訪問は昨秋)。どういう理由だかは分からないが、季節のものなのだろう。残念。それではといくつかの菓子をピックアップ。「美濃乃國 竹ヶ鼻 」というどら焼き、定番の「最中」、店の名前のついた「とげつ」という菓子を購入した。
「竹ヶ鼻」は栗の粒が入った餡を挟んだどら焼き。餡はとても滑らかな口当たりで、栗の粒の食感が楽しい。「最中」はつぶ餡のシンプルなもの。「とげつ」は中にあんこが入ったフィナンシェ(合ってるかな)とでも言えるもの。こちらの店はこういった洋風菓子と融合した創作和菓子が得意なようだ。店にはまだまだ沢山の種類の菓子があったが、次は是非「みそぎ団子」の季節(4月末からだそう)に伺ってみたいナ。(勘定は各どら焼き¥160、最中¥120、とげつ¥130)
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↓ 店のすぐ近くにある酒蔵「千代菊株式会社」(創業元文3年・1738)の風格ある建物。ついでに酒をと思ったが、残念ながら直売は日曜休み。
↓ 千代菊のすぐ南にある陶器、贈答品の店「かめ勘」(建築詳細不明)。一見して分かり辛いが、2階の格子の奥に近代建築らしい壁面と窓が残っているのが見える。
↓ 道幅の狭い旧・竹鼻街道沿いに建つ建物。タイル壁が”らしい”。向かいにある鶏肉屋「鳥菊」の手羽先やもも焼きが旨そうだったナ…。この細い街道沿いにはまだ何かありそう。
岐阜県羽島市竹鼻町2631-1
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