今年も栗の季節になってすぐに出掛けた八百津町の「亀喜総本家」(注・訪問昨年秋)。「栗きんとん」と言えばだんだんと岐阜の和菓子の代名詞となっている感があるが、知名度はやはり中津川の方が上。ただ、こちら八百津町も”栗きんとん発祥”を名乗っており、どちらが先かは諸説あるようだ。店の横は町の駐車場になっているが、この日は天気の良い休日とあって車がいっぱい。人口の多くないこの町には、栗きんとんで有名な店が何軒もあるので、この季節になると人がどっと押し寄せて人通りも多くなっている。大きなこちらの店は親切に色々な試食を用意していることもあって、店内は人でごった返している。栗きんとんだけではなく、色々な栗の菓子が並んでいて迷ったが、やはりシンプルな「栗金とん」を自家用と贈答用で購入した。
ひとつは贈り先に届け、もうひと箱を持ち帰る。滑らかな舌触りの栗きんとんは、粒も残してあり、食感も楽しい。甘さはやや控えめな感じ。今年も美味しくいただいた。次こそは栗を利用した他の菓子も買ってみよう。今年はいい栗が手に入らなかったので自分では作らなかったが、店で売っているレベルとまでは言わないものの、それに近い満足度のものが意外と簡単に作れるので、栗が手に入る方は自作をお勧め(参考)。(勘定は¥1,080×2)
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岐阜県加茂郡八百津町八百津3921-1
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