新栄付近で用事を済ませたのがまだ早い時間だったで、近くでどこか開いているかな？と探して訪問したのは「ピルゼン」。ドイツビールが楽しめると評判の店で前から入ってみたかった。創業は昭和56年（1981）だとか。ネオン看板が灯っていたのでドアを開けてみると…店の人に「何？」って言われてしまう（苦笑）。スーツにビジネスバッグだったから何かの営業と間違えられたか…。普通ならこのまま踵を返すところだが、生憎周りはどこもまだ営業開始前。開いているのかそうでないのか詰問すると、お客様でしたかとばかりに中に招き入れられた。薄暗くて雰囲気のある落ち着いた店内の一番奥のテーブル席を案内される。BGMはなぜかアメリカンのJames Taylor。
まずは「ホワイト（ビットブルガー・bitburger）」を”Pilsner”で（これってサイズを表わしているのかな？）。軽やかでクセもなく万能なタイプ（実は外国ビールでは思い切りクセのあるビールを試したいが…）。泡も旨い。つまみには「田舎風パテ」を。レアっぽい断面のパテは厚くなく、ピクルスと辛子が添えられている。肉は密集しているが口に当たる玉ねぎにフレッシュ感もあり、旨い。こういう店でサッと1人で呑みたいときに困るのがつまみ。自分は必ず何かがないと呑めない（呑まない）ので、何かを頼みたいのだが、量が分からないし、頼み過ぎても杯を重ねるつもりはないし…。次は「ブラック（ケストリッツァー・Kostritzer）」を追加。ベルギーのビールだそう。しっかりと香ばしいコクがあるが、こちらも意外とスッキリタイプ。
喉を潤すには十分だったので追加は我慢して勘定をしてもらう。びっくりしたのが勘定してもらったレジの機械。骨董品の手回しレジが置いてあるだけだと思ったら、ガチャガチャと手回しして何と実働中。凄い！ 次はもっと他のつまみとワインも呑んでみたいナ。（勘定は￥2,300程）
ピルゼン （Pilsen）
愛知県名古屋市中区新栄1-4-5
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