ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

むらせ @岐阜県岐阜市

2017年12月12日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の黒野方面に蕎麦屋があると聞いて車を向かわせる。街道沿いに建つ古民家風の建物がその蕎麦屋「むらせ」。門塀のあるかなり大きな平屋で、駐車場も広い。門をくぐって中へ。玄関で靴を脱いで下駄箱に入れ板間に上がる。まだ夜営業が始まったばかりの時間だったので先客はなし。どこでもという事だったので窓側の卓に腰を下ろす。BGMはよくあるジャズ…、とはいっても街道沿いなので何もBGMが無いと車の音がしてしまうのかも。せっかく庭が見えるような建物なのでそれも寂しいか…。まず蕎麦茶と平べったい蕎麦を揚げたものが供される。最近蕎麦屋でよく出される蕎麦茶は、煎った豆のような強い香りがずっと鼻腔に残るので好きじゃない。食べ終わった後なら構わないのだけれど…。どこもかしこもなのでみんなは好きなのかな。「十割そば」をお願いしたが10食限定で売り切れなのだとか。ではと普通の「ざるそば」をお願いした。給仕の若い男性は調理もやるよう(主人かな?)

しばらくして運ばれた「ざるそば」は、銘の入った皿の上に敷かれた笊の上に。珍しく薄い平打ち。北海道の農家直送の新そばなのだとか。つゆは徳利にたっぷり入っている。猪口に入れて味わうと、甘くはないがかなりカエシが強め。キンキンに冷えていたので出汁の風味が分かり辛いのかもしれない。なので少しだけ浸けて手繰る。のど越しの良い蕎麦は平打ちの食感が面白い。するすると胃の中へ。つゆが沢山残ったので、添えてある刻みねぎを足して蕎麦湯もたっぷりいただいた。こちら単品と比べて丼ぶりと組み合わせたランチがなかなか値打ちのよう。次は昼に来てみようかな。(勘定は¥800)

蕎麦處 むらせ

岐阜県岐阜市洞989-10

 

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相生 @名古屋市東区・高岳 (※閉店)

2017年12月12日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

創業が昭和29年(1949)という甘味処「相生」へ。現在は3代目だそうだ。店は大きくないので、かき氷の季節だと入れないこともあるが、さすがにその季節が過ぎると落ち着いたもの。ただ店先やHPに注意書きが多いことを見ると、駐車場がないだけに違法駐車などいろいろなトラブルがあるのかもしれない。いつものことながら、甘味処に野郎1人だけというのがちょっと気後れする(笑)。歴史の長い店だが内装は新しい感じ。FM放送だろうか”らしくない”ロックがかかっていて少々うるさい。席に座って一瞬だけ「かき氷」にしようかと思ったがさすがに寒いので止めた。甘味メニューの中から「白玉あずきクリーム」を注文。

しばらくして盆にのせて運ばれた「白玉あずきクリーム」は、白玉とあんこ、そしてバニラアイス。しっかりと甘めの餡は北海道十勝産の小豆だそう。白玉はもっちもちの食感。こちらはいくつかの白玉粉をブレンドして作っているのだとか。つるんとした舌触りと、押し返すような弾力が旨い。アイスは乳脂肪分が多いタイプ。自分はもう少しサラッとしたアイスの方が好みかな。あんことアイスを混ぜたり、白玉と一緒に口に含んだりして楽しんだ。次は抹茶+あずき+アイスの「相生」か、「白玉ぜんざい」でもいいな。(勘定は¥680)

 


 

↓ 「歩こう!文化のみち」第5弾。「東海学園・講堂」(昭和6年・1931・建造 ※登録有形文化財)。こちらも学内にあるので普段は見られない貴重な機会。アーチ型の入口には素敵な装飾が。どこから見ても風格ある素晴らしい建物。ステージでは吹奏楽部が練習中。こんな場所を普段使い出来るなんて羨ましい。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

甘味処 相生

愛知県名古屋市東区泉3-1-6

※令和4年7月を以って閉店されました

 

( 名古屋 なごや あいおい 甘味 かき氷 しるこ ぜんざい 老舗 近代建築 国登録有形文化財 閉店 廃業 )

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