この日は用事があり、電車に乗ったりバスに乗ったりして岐阜市内をいろいろと動き回った。さすがに歩き疲れたのだがフリーになったのは中途半端な時間。喉が渇いたなァと灯りの点いた店に飛び込む。降りたバス亭からも遠くない「お食事処・角松」。ビールの看板に吸い込まれたとも言える(笑)。地下に降りていく所で”デジャヴ”。はっきり覚えが無いが高校生くらいの頃に大勢の友達とこうして地下に降りて食事をした記憶が甦る。それがこの店なのか、同じように地下に降りる近くの「飛水庵」だったかはっきりとは思い出せない。中に入ると主人がひとり。外れた時間とあって先客は無し。古いし地下なのでちょっと換気が悪いかな。とりあえずビールをお願いし、アサヒかキリンと問われたので「キリンで」と返す。運ばれたのは大瓶でしっかりとグラスも冷えている。小皿に枝豆が付いてきた。ちょっと茹で過ぎの枝豆だったが嬉しい。グビーッとやって改めて品書きを眺めた。洋食も中華そばも揃っているが酒肴は多くない。中から手書きで加えてあった「かつとじ皿」を注文した。
相撲中継のテレビをBGMに喉を潤す。しばらくして運ばれた「かつとじ皿」は平皿に盛られて出てきた。刻みネギとインゲンが入っていて、カツは中程度の厚さ。玉子とじになっているので、衣はすでにつゆを吸って柔らかくなっている。カツ丼はよく食べるが、つまみとしてカツとじを頼むことは多くない。もちろんビールに合わない訳はないので旨いが、残ったつゆを見るとご飯にぶっかけたくなってしまうのは仕方がないところ(笑)。次は昼ごはんで丼物か洋食をいただきに寄らせてもらおう。(勘定は¥1,050)
お食事処 角松
岐阜県岐阜市神田町7-2
( 岐阜 ぎふ かんだまち かどまつ 食堂 麺類食堂 大衆食堂 丼ぶり物 洋食 中華そば ラーメン うどん そば )