桔梗園 （2） ＠岐阜県岐阜市

岐阜市の川北（長良川の北側）で頼りになる店と言えば、麺類食堂では「志乃多゛や（しのだや）」、中華ではこちら「桔梗園」。どちらも中休みが無いのでいつでも入ることが出来、もちろん味もばっちり。この日は仕事で昼食を食べそびれて中途半端な時間になってしまい、こちらに飛び込んだ。さすがに先客は無かったが店はいつだってスタンバイOK。カウンター席に座り、「チャーハン（什景炒飯）」と「餃子」をお願いするとコック帽を被った老齢の主人があいよっとばかりに鍋を振る。ガッ、ガッと北京鍋とお玉がぶつかる音がしだしたかと思うと、あっという間にチャーハンが出来上がり。

銘の入った大きな平皿に盛られた「チャーハン」は、この店らしく細もやしが入っている。他の具材は豚肉、ハム、玉ねぎ、人参といったところ。チャーハンと呼ぶよりも、”やきめし”と呼んだ方が似合いそうな一品。油はやや多めで、胡椒も振られているが全体的な味付けはやや薄め。しっかりと米粒に火が入り旨い。後から運ばれた「餃子」はこちらも銘の入った八角形の皿に8個。薄皮にしっかりと焼き色が付いていて、餡はとろっとした感じ。ニラの風味が強い。重くないのであっという間に全部胃の中へ。旨かった。一度ここで呑んでみたいナ。（勘定は￥1,070）

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桔梗園

岐阜県岐阜市長良大路1-17

 

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恵那 ＠岐阜県各務原市

各務原市のいちょう通り沿いにある手打うどんの「恵那」。いつ頃からある店なのかは知らないが、知る限りずっと外に待ちの客が溢れるほど人気の店だ。何年も前に入って温かいうどんを食べた覚えがある。この日は夜営業開始時間に訪れて久々に店に入ってみた。駐車場の様子から想像はしていたが、やはりすでにほぼ満員の盛況。自分は運良くすぐにテーブル席に座る事が出来たが、すぐ後の客は待たされていた。相変わらずすごい人気ぶり。女性給仕は3人も居て、若主人らしき男性も給仕をしている。飛び交う声を聞いていると、寒くなってきたとあって「味噌煮込みうどん」の注文が多かった。自分は以前に来た時に食べた温かいうどんの印象があまり良くなかったので、こちらの基本のうどんの麺はどんなだったかしっかりと味わってみようと「ころ」を注文。冷たいの、温かいのと確認され「冷たいの」を、「天かすはお付けしますか？」と訊かれたので付けてもらった。

さほど時間がかからずに「ころ」が登場。大きな平皿に盛られ、麺の上には刻みネギと卵の黄身だけのって、大根おろし、天かす、山葵、しば漬けは別の器に入れられている。この店の品はどれも量が多めだが、うどんの量も通常の1.5倍くらいはありそう。つゆは徳利に。まずはつゆを少しだけかけて麺だけ味わう。もっとコシの強いうどんだと思っていたが、さほどではなく、適度なのびもあって旨い。麺肌の口当たりもイイ。ほう、こんなだったか。つゆは濃いめだが甘さも抑えられていて食べ易い。後はいろいろ薬味を組み合わせていただき、途中で卵の黄身を潰したりして楽しんだ。今回は好印象だったので機会があったらまた来よう（でもすっと入れるかな？）（勘定は￥870）

　

手打うどん　そば処　恵那

岐阜県各務原市那加前野町4-99-1

 

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