ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

開屋 @岐阜県岐阜市

2021年10月01日 | 岐阜県(岐阜)

以前に美殿町商店街の「三太郎」を訪れた時に、主人に「美殿屋漬物店」の主人が病気になって廃業されたことを聞いたのだが、その時に「開屋」(「三太郎」主人の本業・八百屋)にも「きゃらぶき」が売っていることを知った。ある8月の暑い日に母の買物に付き合った後、車で店に向かう。向かいのコイン・パーキングに車を停めて店へ。母はこの商店街はほとんど利用したことが無いらしい。一番奥が八百屋の「開屋」だ。他の客に氷をかいている主人に言って店内を見せてもらった。並ぶ品数は多くなく厳選してある感じ。冷蔵ケースの中に手造りの惣菜がいくつも並んでいた。どれも少量のパック。近所の人達がいくつもの種類を選びやすいようにしているんだろう。「きゃらぶき」と「もろこ(佃煮)」を購入した。

もちろんうだるような暑さの日だったので「三太郎」(写真上)でかき氷もいただく。先客が去った後だったので、時間がかかって客が多い時には出来ない時もあるという「すだち」をお願いした。問題なく注文が通る。確かに通常の種類よりも時間がかかって「おまちどうさま。」の声。取りに行くともうその時点ですだちの皮を擦り下ろしたばかりのような素晴らしい香り。少し緑がかったシロップには皮を擦っただろう粒も見える。ひと口食べてみると、サッパリ。もちろんシロップなので甘いのだが、爽やかで口当たり良く、滅法旨かった。

家に帰って「きゃらぶき」を食べてみる。どうしても「美殿屋」の物と比べてしまうので自分には少し軟らかめだが、優しい味付けで妻は気に入った様子。海津市産だという「もろこ」はふっくらと炊けていて旨い。自分は家で白飯はほとんど食べないのでお酒の供としてちびちびいただいた。(勘定は¥800程)

「三太郎」の以前の記事はこちら (1)(2)(3

 


 

↓ 大仏町の「正法寺」にある釈迦如来像(通称:岐阜大仏)。日本最大級の乾漆仏なのだとか。像高は13.63mとのこと。堂は寛政12年(1800)に完成し、像が完成したのは天保3年(1832)。堂の意匠が少し中国風なのが見て取れる。

 

 

↓ 「○○は高い所に昇る」という訳で(笑)、母と新市庁舎の展望室「つかさデッキ17」へ。思ったよりも広くないスペース。庁舎の北側、長良川と金華山が一望できる眺望は素晴らしい。

 


 

開屋

岐阜県岐阜市美殿町46

 

( 岐阜 ぎふ ひらきや ひらき屋 さんたろう 八百屋 かき氷 惣菜 そうざい 美殿町商店街 岐阜市役所 展望デッキ 日本三大大仏 )


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