福井県大野市へのドライブ。福井といえば”おろしそば”。最初に入った「ときわ」でも食べられたけれど、”手打”と称するこちら「とみたや」で食べてみることに。路地を挟んだ向かいの駐車場に車を停めて暖簾をくぐる。店内は土間にテーブル席が3つ、小上がり席が2つとこじんまり。主人は木製の岡持ちをぶら下げてカブで出前に出て行った。給仕の女性に「おろしそば・冷」をお願いする。「量が少ないけどいいですか?」と尋ねられる。100gだそう(→大盛も出来る)。越前そばの標準はそのくらいらしい。連食なので願ったり叶ったり。仕切られた調理場で調理が始まった。出来上がるまでの間に品書きを眺める。こちらのカツ丼は玉子、ソース、しょうゆとの表記あり。
「おろしそば」が完成。小振りな器には水切りしたそばのみが盛ってあり、小鉢に大根おろしの入ったつゆが注いである。刻んだ青ネギと鰹節は別皿に。つゆを上からかけてしまうのが普通だろうが、ざるそばのようにしても食べられるな。自分は途中で全部投入。ごわっとした口当たりの平打ちの田舎そば。うん、旨い。大野在来そばで二八だそう。途中で薬味を追加しながら楽しんだ。おろしの辛味はほどほど。これは季節的なものもあるのかな。麺類食堂なのでそばとカツ丼以外にも、うどん、ラーメン、丼物、定食、洋食と、まだまだ食べてみたい品が沢山。(勘定は¥600)
↓ 店のすぐ隣の「伊阪医院」(建築詳細不明)◇。廃院だろうが古い医院には珍しく屋根までコンクリート打ちで、玄関脇には明かり取りのブロックガラスが埋め込まれたりしている。
福井県大野市春日1-4-17
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