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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

喜家 @岐阜県関市

2017年01月23日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市の有名な鰻屋「辻屋」のすぐ北側にあるうどん店「喜家(きや)」へ。道路から奥まって建物が建っており、緑が映えてとても風情のある佇まいの店だ。店の隣の建物に麺打ち場があるのが見える。中に入ると梁が”あらわし”で、天井が高い。店は親子4人で賄っているようす。囲炉裏風に細工した和風のテーブルに座り、品書きを眺める。先頭は「味噌煮込み」だったので「味噌煮込み・親子入り」を、赤ん坊を背負った給仕の女性(お嫁さんかな)に注文した(背負っている人、久しぶりに見た)。

しばらくしてグツグツと沸騰した土鍋で「味噌煮込み」うどんが運ばれる。まずは土鍋の際までたっぷり注がれて溢れそうなつゆから。出汁の風味が強く、さらっとしていて旨い。味噌煮込みだから打ち粉が付いたまま茹でるだろうから、少し感じる独特の酸味もまたイイ。うどんは縮れていて、切りが不揃いなものもあり、適度な硬さがある。強いコシではないが、もちっとした食感がつゆとよく合っている。具は、葱、牛蒡、蒲鉾、それにもちろん鶏肉と卵。自分は土鍋の中で玉子の黄身がつぶれるのは嫌なので、麺や具と共にとんすいに移してからつぶして楽しんだ。つゆをすくう手が止まらない。ほぼ飲み干した頃には汗が噴き出してきた。冷たいうどんの時の麺も気になるナ。(勘定は¥980)

この後の記事はこちら

 

手打ちうどん・そば 喜家 (KIYA)

岐阜県関市孫六町10

 

( 関 せき きや 饂飩 うどん 蕎麦 そば 味噌煮込みうどん みそ煮込み みそにこみ みそにこみうどん つじや うなぎ 鰻 鰻丼 うなぎ丼 )

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田中屋せんべい総本家 @岐阜県大垣市

2017年01月22日 | 岐阜県(西濃・老舗)

以前に一度訪れたのだが、年中無休のはずが臨時休業に当たってしまって買うことが出来なかった岐阜県大垣市の老舗煎餅屋「田中屋せんべい總本家」。創業は安政6年(1859)というから150年以上の歴史がある。何と言ってもまず建物が素晴らしい。風情ある店を愛でつつ中へ。中はモダンに改装されていて、いくつもの煎餅が並んでおり、香ばしい香りに包まれている。定番の「みそ入り大垣せんべい」のケースがすっからかんなので、売り切れかと思ったが、売り場の横で手焼きされており(外の窓から見ることが出来る)、焼き上がり次第追加されるのだとか。少し待っているとすぐに「焼きたてです」と追加されたので袋入りのものを、「たまり山椒」という変わり煎餅と一緒に購入した。

せんべいは丸く反った形をしてて、いわゆる瓦せんべいのよう。厚みは薄く、表面は艶があり、城の絵が描かれている。「つや付け」という作業をすることにより、200枚焼いても途中で油を足さずにいけるのだとか。卵が使用されていないので薄いが硬い。色からすると味が濃そうだがそうでなく、ほんのり味噌の風味がして甘みは少なめ。自分が購入したものは通常のものだったが、二ツ折、四ツ折なんていうものもあって、更に硬いのだとか。「たまり山椒」という煎餅は、たまり醤油味のせんべいを想像していたのだが、意外にも基本のせんべいの材料はそのままなのか、思ったほどたまり醤油味は強くなく、山椒も香りこそしっかりするものの、痺れるほどではない。どれも正直地味な味だが、しみじみと旨かった。(勘定は¥900程)

 


 

↓ 輪中集落の残る釜笛までバイクで足を延ばす。高い石垣と、上げ船が備えられているという水屋が建つ「臼井医院」(明治期建造)。田んぼの中にそびえ立っているという雰囲気。

 

 ↓ 浅草の「大橋家住宅」(建築詳細不明)。こちらも高い石垣の上に、長屋塀、それに堀まであって、母屋、水屋、土蔵などが高く配置されている。これが1丁分続くのだからスゴイ。

 

 ↓ 輪之内町にある「明治戊申館(旧・二木小学校)」(明治41年・1908・建造、移築)。玄関は千鳥破風で、壁は下見板張りという様式が面白い。現在は公民館的に使われているのかな。

 

 


 

 

田中屋せんべい總本家

岐阜県大垣市本町2-16

 

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Creatures Of The Night / Kiss

2017年01月21日 | ハードロック・へヴィーメタル

Creatures Of The Night / Kiss (1982)

キッス(Kiss)1982年発売のアルバム。邦題は「暗黒の神話」。2015年2月のライヴを体験したのだが、そのライブでのセット・リストになんとこのアルバムから3曲も取り上げられていて、ライヴでの出来も素晴らしかったので、購入を決定。来たる80年代半ばのいわゆるヘアー・メタル全盛を予感させる全編ライト・へヴィーな音作りで、アルバムとして聴いてみても、売上不振やバンド内のゴタゴタの後に作られたとは思えない程まとまった佳作。ちなみに、彼らの出自である、かの「Casablanca Records」から出された最後のアルバムで、クレジットはされているものの、エース(Ace Frehley)は1曲(8)のみへの参加だそうだ。

全ての曲とは言わないものの、カラッとした音でまるで西海岸のバンドのよう。この頃のハード・ロックや、ヘヴィー・メタル全般に言えることだが、80年代特有(つまり流行)の音作りのせいなのか、音像が似通っていて(他のバンド、例えばAC/DCでさえも)、曲が平坦で印象に残りにくいという難点がある。そんな中では健闘しているアルバムだと思う。バンドはポール(Paul Stanley)とジーン(Gene Simmons)以外は、ドラムスがエリック・カー(Eric Carr)、ギターは主にヴィニー・ヴィンセント(Vinnie Vincent)とロベン・フォード(Robben Ford)というラインナップ。当時の詳しい状況は知らないけれど、ツアーもヴィニーがギターを担当した模様。このあとノー・メイク時代に入っていく訳だけれど、キッスはよくこの時代を乗り切ったものだ。

ブックオフにて購入(¥750)

  • CD (1997/10/7)
  • Disc : 1
  • Format : CD, Original recording remastered, Import
  • Label : Island / Mercury
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田中家 @岐阜県岐阜市

2017年01月21日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

柳ヶ瀬の楽天地通り商店街にある喫茶店「田中家」。以前からその昭和モダンな店構えと、外のサンプル・ショーケースが気になっていたが、日曜休みの店なので入ることが出来ていなかった。この日は用事が終わった平日夕方に柳ヶ瀬近辺に居たので、ちょっとコーヒーでもと扉を開けてみた。店内は天井高く、コンクリートの梁や、柱は”あらわし”になっていて、外観通りモダンな意匠。こちら、なんと戦前から営業している喫茶店とのこと。ビニール張りの椅子や、細い足のテーブルもモダンでお洒落。壁には絵画が沢山かけられているが、岐阜出身の作家、坪内節太郎作なのだとか。クラシックなスピーカーも掛けてあり、昔は2階もあったようだ。飾ってあるレコードは「西田佐知子」(笑)。話によると店主がファンだそう。それと…、とても煙草臭い(苦笑)。昭和の喫茶店はこんな匂いだったなァと妙な所で感動。

話は逸れるが、近代建築が好きで古い建物や店を巡っていると、よく「そういう時代に生きてみたかった?」なんて訊かれることがある。実はまっぴらごめん。そんなに昔でない自分の小さかった頃でさえ、道路は埃っぽくて排気ガス臭く、側溝(ドブ)はとんでもない匂いで、汚いところだらけだった。年長者は今よりももっともっと威張っていて他人でも平気で叱られたし、食べ物だって今と比べれば安全は二の次だったはず。写真ではそういう匂いや空気は写らないから、ノスタルジックな世界はかっこよく映るし、記憶は美しく残りがち。戦前ぐらいまで遡ればまた違った風景だったかもしれないけれど…。

それはさておき、テーブル席に腰を下ろし、メニューを眺める。アイスやパフェの値付けも安く、時が止まっているかのよう。好物のオムライスもあったのだが、お腹は減っていなかったので、予定通りコーヒーを注文。主人はカウンターの向こうでじっくりとペーパードリップで淹れている。しばらくして、コーヒーが上品なカップとソーサーで運ばれた。熱々のコーヒーは、香りこそ染み着いた煙草臭で分が悪いが、座って頂いていると、平成の世、しかももうすぐ元号が変わるかもしれない時代だとは思えないくらい”昭和”で楽しめた。次はオムライスかアイスをぜひ。(勘定は¥350)

この後の記事はこちら 

 


 

 ↓ いつも立ち寄って必ず「きゃらぶき」を購入する美殿町の「美殿屋漬物店」の隣、茶道具、花器の「中島祥雲堂」(建物詳細不明)。いつ見てもこの並びは渋い。

 


 

 

喫茶・軽食 田中家 (田中家喫茶店)

岐阜県岐阜市日ノ出町1-8

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 楽天地商店街 田中家本店喫茶 喫茶店 喫茶 コーヒー スペシャル珈琲 TANAKAYA 昭和ノスタルジック 坪内節太郎  )

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さかえや @愛知県江南市 (※閉店)

2017年01月20日 | 愛知県(尾張)

近代建築を求めて愛知県江南市古知野町近辺をウロウロした時に入った愛栄通商店街の焼そば・大判焼の店「さかえや」。この通りと重なる新町通商店街は過去に2度、映画のロケ地になっている。ひとつはジャニーズの嵐が主演した2007年の映画「黄色い涙」、もうひとつは2008年の「20世紀少年」。残念ながら「黄色い涙」劇中で大衆食堂「さかえや」として使用された「衣料センターイチハラ」は取り壊され、マンションが建ってしまったが、「20世紀少年」で主人公ケンヂの実家「遠藤酒店」として使われた「川松酒店」は健在(写真下)。「黄色い涙」で東京の阿佐ヶ谷の大衆食堂という設定だったらしい「さかえや」が、この実在する「さかえや」と屋号が同じなのは単なる偶然なのか…。劇中では60年代の「阿佐ヶ谷駅」として岐阜県大垣市の「西大垣駅」も使われているらしい。どれも昭和の色を濃く残す姿がロケ地に最適ということでわざわざ選ばれたのだろう。

↓ 老朽化が見て取れるが、モザイクタイルとRの壁面が素敵な新町通商店街の「川松酒店」(建築詳細不明)。近辺はだんだん更地が多くなってきてしまったようだ。

それはさておき、店は土間にテーブル席が10も並んでいて意外に広い。少し照明は暗く、喫茶店のような風情。かなり地味な外観の店だが、先客も持ち帰り待ちの客も居て、厨房では主人が1人で大忙し。その後も次々と客が入ってくる。アルマイトのやかんでお茶が出され「焼そば・玉子入」を注文した。座った席の奥におでん鍋があったので、立って自分で取りに行く。赤はんぺんとこんにゃくを取り、味噌ダレの入った壺に自分でドボンと漬け、皿にのせて席に戻った。おでんを食べながら出来上がりを待つ。

しばらくして運ばれた「焼そば」は、安い値付けにも関わらず、しっかりとした量。玉子は目玉焼きではなく、薄焼きなのだが、一部だけ焼そばを巻いてあるのが何だか可笑しい(笑)。ソースたっぷりだがソース辛くはなく、するすると胃袋の中に。焼そばの他、お好み焼や、うどん、そば、ラーメンまであるようだが、次は大判焼を買ってみようかな。(勘定は焼そば¥330、おでん¥80/本)

この後の記事はこちら (2

 


 

↓ 相変わらず斜めばかりの江南の道路に四苦八苦しながらウロウロ。「栄温泉」(建築詳細不明、タイル壁画は「竜宮城」だとか)と、緑青の吹いた銅板を壁面に用いた町屋(建物詳細不明)。

 

 


 

 

焼そば・大判焼 さかえや

愛知県江南市古知野町久保見167

※令和5年9月18日を以って閉店されました

 

( 江南 こうなん こちの 栄屋 焼きそば やきそば ヤキソバ 大判焼き 今川焼 近代建築 黄色い涙 20世紀少年 浦沢直樹 昭和 ロケ地 映画ロケ地 商店街 ジャニーズ 嵐 閉店 廃業 )

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錦 @愛知県春日井市 (※閉店)

2017年01月19日 | 愛知県(尾張)

今までに振られること数度。一度なんかは営業中を確かめて、用事を済ませて12時50分に戻ってきたら準備中になっていた(涙)という春日井市の「ヒレカツ・ハンバーグの店 錦」。タイル壁に、破れたままのテント、空虚なガラス・ショーケースと、思いっきり寂れた昭和の洋食屋の風情だが、実は時分どきともなると外に待ちも出ているほどの人気店。営業時間は11時~13時、17時~19時と短く、不定休でもあるのでハードルは高い。この日はしっかり営業開始時間直後に到着したが、店に入るとすでに客はいっぱいで、自分の後ですぐに満席になってしまい断られる客も出るほど。もちろん相席でテーブル席に腰を下ろした。中は小上がり席が2つ、テーブル席が4つあり、ご高齢の夫婦で賄っている。昭和の店らしく喫煙可なので、料理を待つ間にも結構みんな吸っていらっしゃる。

品書きから「ハンバーグ定食」を注文。「時間がかかります」と断りが入った。すでに席に着いている先客の調理はまだこれからなので仕方がない。厨房の中の主人は次から次へと入る注文の調理に大忙し。ハンバーグを注文している人が多いがしっかりと”手捏ね”だし、揚げ物を頼む人も居るから大変だ。営業時間が短いのは激務だからだろうか。

しばらくして順番が進み、自分の「ハンバーグ定食」が運ばれた。熱せられた鉄板の上にのったハンバーグは、幅20cmはあろうかというデカさ。大迫力。型崩れを防ぐためか金串が刺してあり、付け合わせは、ポテトフライ、ケチャップスパ、赤ウインナー、ミックスベジタブル、焼きピーマンと盛り沢山。これに味噌汁と平皿のライスが付く。串を抜いて、意気揚々とナイフ、フォークを構え、ひと口。ナイフが必要ない位の柔らかさで、ソースは思いのほかマイルド。故にしっかりと肉の旨さが味わえ、旨い。大きくカットして放り込むと口中が幸せに。付け合わせも次々と食べていくが、ライスも多めなこともあってかなりのヴォリューム。それでも一気に食べ終え、満腹。一部の人が頼んでいたフライ物も旨そうだったが、次もハンバーグを注文してしまいそうだ。(勘定は¥1,000)

この日相席だった人は、少し香水の香りをさせる(この時点でイラッと…)20代後半くらいの若い男性だったが、スマホにイヤホンを差し、テーブルの手前に置いたままずっと動画を見続け、結局食べる間も動画を見っ放し。しかも自分で音が聞こえていないからだろうか、クチャクチャと音をさせ、挙句の果てに付け合わせを残す、という鼻持ちならない輩だった。世も末。

※2017年2月を以て閉店されたようです

 


 

↓ 定光寺の「城嶺橋(しろがねばし)」(昭和12年・1937・建造)。親柱や欄干に灯篭のような灯りが配してあり、かつての参拝客や、宿泊客で賑わったろう繁栄ぶりを思わせる。

 

↓ かつては有名な観光大型旅館だった「千歳楼」(写真下右)。廃業後の今は廃墟として有名になってしまった。この山すそのさらに奥に煉瓦造りのトンネルが隠れていようとは。

 

 


 

 

ヒレカツ・ハンバーグの店 錦

愛知県春日井市旭町4丁目16

 

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花盛酒造 @岐阜県加茂郡八百津町

2017年01月18日 | 岐阜県(中濃・老舗)

川船が遡る最終地の湊町として栄えたという八百津の町並みには、栗きんとんで有名な和菓子の店ばかりでなく、酒蔵(と醸造会社)も点在している。それらがたかだか200m程の商店街にあるんだから凄い。なるほど確かに重い酒樽を運び出すのに川(木曽川)はもってこいだったろう。そのうちの1つ「花盛酒造」に入ってみた(ちなみに向かいは酢で有名な「内堀醸造」)。花盛酒造の創業は明治19年(1886)だそう。

外観も質素だが、ガラス木戸を開けると中もとても質素。ひっそりとしてちょっと入り辛い雰囲気もある。表に何かしら銘柄や価格などの案内があればもっと近づき易いかも。土間の上に樽を利用した台が置いてある。応対してくれたのは若い方。最近の酒造は若い人達が活躍して活況を呈していて、素晴らしい。日本酒の未来は明るいゾ。

購入したのは「辛口純米 秋あがり」という酒。ラベルは大正時代の復刻だとか。お試しなので4合瓶で。酒米は「ひだほまれ」と一般米。日本酒度は+9ということで、かなりの辛口を想像していたが、口に含むとそれほどの押しの強さは感じない。地酒らしい独特の香りと酸味があって、呑み慣れていない人にはちょっととっつきにくい口当たりかもしれない。ぬるめで燗をつけると香りは上がり、口当たりはまろやかになっていい感じになる。にしても、どちらかというとしっかりとした味の酒肴に合うかな。こちらの酒造は搾り方にこだわりがありそうなので、次はそんな点にも注目して買ってみよう。(勘定は¥1,050)

 


 

↑ すぐ近くには「玉柏」という銘柄で有名な「蔵元やまだ」の黒塀が。花盛酒造と100m程しか離れていない。

 


 

花盛酒造株式会社

岐阜県加茂郡八百津町八百津4091

 

( 八百津 やおつ はなざかり 花盛 花盛酒蔵 はなざかりしゅぞう ひだほまれ 蔵元 栗きんとん 山田酒造 たまかしわ  )

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A Man Amongst Men / Bo Diddley

2017年01月17日 | ブルーズ

A Man Amongst Men / Bo Diddley (1996)

御大ボ・ディドリー(Bo Diddley)の1996年発売のオリジナル・アルバム。ブルースのオリジネーターであるだけでなく、ボ・ディドリー・ビート(別名ジャングル・ビート)と呼ばれる独特のリズムの曲が彼の専売特許。自分は1988年だったかに、ロン・ウッド(Ron Wood)と来日した際に、中野サンプラザで観た覚えがある。このアルバムはそのロン・ウッドらも協力したアルバムで、1996年に発表されている。彼は歳をとってからも勢力的にライヴ活動をしていたので、ずっと現役感が残っていた。参加した有名ミュージシャンは以下の通り。

Ron Wood (3,4,6,10)
Keith Richards (1)
Johnnie Johnson (2,8)
Jimmie Vaughan (5,7)
Richie Sambora (10)

すごい面子だが、彼らは目立っているというよりは友情参加といった感じ。彼らが参加することにより必ず売上枚数に貢献、ひいては御大ボの印税収入に貢献出来るからね(→だからこうやって中古で買ってはいけません…)。もちろん自分はキースとロニーが参加していたので購入リストに挙がっていた(それがなかったら買っていなかっただろう)。それはさておき、肝心の楽曲。特有のビートを擁する曲もあれば、そうでないスタンダードな曲調もあり、ヴァラエティに富んでいる。ただ、ベタな女性コーラスが入る曲もあり、それを聴くと一気にチープなオールディーズ感が漂うことも否めない。ま、御年68歳(当時)だった彼に第一線級のアルバム・クオリティを求めるのも酷な話だが…。

中古店にて購入(¥540)

・CD (1999/1/5)
・Disc : 1
・Format: Import
・Label : Ewt

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金蝶園總本家 @岐阜県大垣市

2017年01月17日 | 岐阜県(西濃・老舗)

大垣市を訪れる人々を途方に暮れさせる「金蝶園」の屋号。昔の記事で住所を基にその出自をざっと並べたが、意外にその記事へのアクセスが多く、この問題(笑)が皆さんの頭に「?」マークを灯し続けていることが分かる。こちらは駅前通りをずっと南下したところにある郭町の「金蝶園總本家」。創業は寛政10年(1798)年で、創業者は初代喜多野弥右エ門。なので出自は高屋町の店と同じということになる。店のすぐ隣には「大手いこ井の泉緑地」があり、絶え間無く湧き水が噴き出しており(自噴水)、さすが”水の都・大垣”。ちょうど店の若い衆が、この水をペットボトルに汲んでいるところに出くわした。もちろん水が先なのだろうが、店の横に名水って、すごいことだナ。

店に入るとガラス・ショーケースの中にはいわゆる”酒蒸し饅頭”だけでなく、他の和菓子もひと通り揃っていた。でも初訪なので、買うのはやっぱり「金蝶園饅頭」。酒蒸しらしい香りする饅頭の皮はやや硬め。中は舌触りの良いこし餡で、香りが独特の風味を作っている。以前食べた、距離にして600mしか離れていない高屋町の店の味はもうすっかり忘れてしまっていて、正直あまり違いは分からない。その場で食べ比べないと比較はとても無理だ(その場でも分からなかったりして)。どちらの金蝶園さんも共存繁栄されますように。(勘定は¥130/個)

 


 

↓ 以前も訪れた「イビデン(株)西大垣変電所 エネルギー統括部」(大正10年・1921・建造)。隣の工事フェンスが取り払われ、店の 東側(写真下左)を見ることが出来た。

 

 ↓ 「大垣市守屋多々志美術館(旧・大垣貯蓄銀行)」(昭和2年・1927・建造 写真下左)と、「多目的交流イベントハウス(旧・十六銀行郭町支店)」(建築詳細不明)。

 

↓ 大垣城のすぐ横にあるビリヤード場「エグロ会館」(建築詳細不明)。

 


 

 

 金蝶園總本家

岐阜県大垣市郭町2-10

 

( 大垣 おおがき 金蝶園 きんちょうえん きんちょうえんそうほんけ 金蝶園饅頭 金蝶饅頭 金蝶園まんじゅう 酒蒸饅頭 まんじゅう 酒蒸まんじゅう 近代建築 ) 

 

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かめやま @岐阜県岐阜市 (※移転)

2017年01月16日 | 岐阜県(岐阜)

実は今までに何度も振られている岐阜市西玉宮町の居酒屋「かめやま」。看板も無く、簾が掛かっているだけだが、カウンター席のみの店内は、いつもほぼ満員の人気店。今までに、1人ぐらい座れるだろうと外から開いている席を見つけても「予約でいっぱいで…」と門前で断られること1度や2度でなく、振られてばかりでもう挫けかけていた。実はこの店の開店時間は午後3時らしいと知って、岐阜市内での用事がちょうどその時間頃に終わった平日、まさかこんな時間なら入れないことは無いだろうと歩いて店に向かってみた。簾の横から店内を覗くと、確かに若い主人と、カウンターですでに1人客がビールを呑んでいるのが見えた。店に入ると意外な顔をされたが、大丈夫か尋ねると「仕込み中ですけど、どうぞ」とのこと。まだ奥は電気も点いていない。主人は先客とのお喋りに夢中で声がかからないので、こちらから「繁升」の冷やおろし(訪問昨年)と「ポテトサラダ」を注文。店の名物と書いてあった「いかのわた焼」を頼むと、まだ下拵えが済んでいないとのことで注文出来なかった…。残念。

ちびちびとやりながら黒板に書かれたおすすめを眺めるが、座った席から見づらく、最近めっきりダメになった視力のせいもあってあまりよく分からない。そもそも主人はずっと作業をしたまま先客(どうも出入りの業者のよう)とお喋りを続けているので、注文出来るのかも分からない。すぐ出してもらえそうなものと思い「つけもん盛り合わせ」を追加。手の空いた一瞬を狙って「南部美人」をぬる燗で追加する。酒は小さな徳利で出されたが、量が少ない(5勺位?)のですぐに終わってしまう。と、その頃に主人が多量のイカの下拵えを始めてしまった。手を休めさせるのも気の毒だし、お喋りしながらの長い下拵えにはつき合えない。見えてしまっている以上、他の酒肴を注文する気にはなれず、一度手を洗ったタイミングで勘定をしてもらった。うっかり店に入ってしまったが、早い時間では全くもって楽しめず。「いかのわた焼」食べたかったナ…。(勘定は¥1,820)

移転後の記事はこちら (2

 

かめやま

岐阜県岐阜市西玉宮町2-4

※岐阜市玉森町20に移転しました

 

( 岐阜 ぎふ 玉宮町 たまみやちょう 亀山 居酒屋 昼飲み 昼呑み 日本酒 酒肴 移転 )

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