雨の予報でしたが、気持ちよく秋晴れとはいかないまでも、
晴れました。
ずっと雨ばかりが多いので、嬉しくてありがたい!
今日は、昨日の続き 私の愛読紙『高野山教報』から
『当たり前の明日』洛南高校中学3年生 木下 璃香さんの作文です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「私の生まれた夏。18度目の夏。そして、最後の夏。
あなたはこれから何度の夏を迎えるかなんて考えたことないでしょ。
それが幸せなんだよ。考えなくていい!
当たり前の時間の経過を当たり前として・・・
考えなくていい・・・。」
彼女の視線が窓の外に移されます。
どこまでも青く高い空。
彼女の想いが私にも伝わります。
その時、彼女の細い細い手が私の手を探していました。
私は彼女の手を握りました。
骨!
私の手の中にあるのは手ではなく骨!
「あなたの命を私にくれる?」
ふっと笑う彼女の真っ白なとても綺麗な笑顔。
「当たり前である事を大切に考えて、明日を大切に生きてね。
あなたに私の思いが少しでも伝わったなら、笑顔を忘れた時に
私を思い出してもらえるでしょ。」
病室に優しい夏の光が差し込んだ時でした。
「ほら、天国への階段っていうのよ!」
彼女の言葉が私の胸のつっかえを外してしまいました。
でも泣けない!泣いてはいけない!
私はただ、彼女の手をとり、
「ありがとうございます。」と言い続けていました。
長い長い一日でした。
私の「命」がそこでは何の役に立たないということを思い知りました。
~またまた、続きます。映画を観ているようにその映像が想像
されて、胸が苦しくなりました。続きが書けません。また明日~
芸術秋 運動の秋 読書の秋 収穫の秋 食欲の秋
どんな秋をお楽しみですか?
コロナ禍で、収穫を喜んで、、食欲の秋だけになりませんように(笑い)
食べた分だけは、運動しましょうね💛
『変形性股関節症に負けないでね!』