変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

美しく 立つ

2007-08-22 13:35:55 | kちゃん体操

    股関節症になってから、美しく立つ・ちゃんと立つ 

 と 云う事が とても大変になり、 難しくなりました。

  まず、私が 感じたことは、 
  股関節周りの筋肉が 痛いため、( 股関節に体重を きちんと掛けられないため)  腰が ひけて お尻が [でっちり] のような かっこ になり、 背中は猫背になり、 脚は 膝の間が開いたO脚になってしまった、事でした。

 それぞれ、症状が違いますので、中には 当てはまらない方も、いると思います。 が、 皆さん きれいに立ちたいと 考えていらっしゃる と 思いましたので、 きれいに立つための 立ちかたの練習方法を 書きました。 ぜひ、 練習してみて下さい !


  ● ただし 、痛みのある時は やらないで下さい。

 《美しく立つために !  まず壁を背にして》

 1.  踵 と 踵 を合わせ 軽く つま先は 開きます。
  ① 頭 ②背中 (出来れば肩も) ③お尻  ④踵 
   を 壁に つけます。  その時、 胃を 閉じます( 横隔膜 ) を
   開かない。  出来れば  両膝が くっつけば 最高です。

    10~60秒 以内で 自分の立ち方のイメージを 何回か やって
   つかんで下さい。

 ※ 痛みのあるときは、踵をつけないで 肩幅くらい脚の間をあけた り、 肩を 無理して壁に つけなくても 良いです。

 2. 体重の移動をイメージする。  壁か椅子 何でも しっかりした
   ものに 両手をつかまって。  左右の脚の間が 15㎝くらいあけ
   て、つま先から踵 まで まっすぐに 立ちます。
 
     まず、 足の裏 全体に自分の 全体重を感じます。
   次に 5本指→足の裏の真ん中→踵→内側(親指側)→外側
   (小指側) →また 足の裏全体

 ※ 私もそうですが、O脚の人は、親指側へ体重をかけるのを
   しっかり 感じて下さい。  どうしても 小指側に 体重が
   掛かっているため。
     

 3. 1.と同じように 踵と踵をあわせて軽く開きます。
  先程 壁に立った時と同じように、頭は上へ伸ばすようにして、背
  すじを伸ばし 胃は閉じて、 お尻は 硬くしめて 膝は、出来れば
  両膝が くっついた方がベストですが、 もし つかなくても つく
  様にイメージします。
   
  ● この姿勢から 両膝を軽く10㎝くらい曲げて ゆっくり また
    元の 膝をつけた 姿勢に戻します。
     この時に 内転筋 をしめる イメージにして 上に上がって
    きます。  これが、クラシックバレエのプリエ です。

  ☆応用で 脚を 肩幅より開いて つま先は、外に向けて、膝は
   なるべく 無理をしない程度に 開いて、軽く膝を曲げて 上に
   上がってくる時に 内転筋を意識して、しめるようにします。
  
  ※ 痛みのある時には、逆効果 です。 絶対に しないで下さい !


   美しい 立ちかたは 私たちの あこがれです。
全然 出来なくても 意識して 練習していくうちに、 少しずつ 出来るように なり、 きれいになります。

 まずは、 試して あせらず 根気良く 意識する事から始めましょう!

 

 


  
  

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