股関節症になってから、美しく立つ・ちゃんと立つ
と 云う事が とても大変になり、 難しくなりました。
まず、私が 感じたことは、
股関節周りの筋肉が 痛いため、( 股関節に体重を きちんと掛けられないため) 腰が ひけて お尻が [でっちり] のような かっこ になり、 背中は猫背になり、 脚は 膝の間が開いたO脚になってしまった、事でした。
それぞれ、症状が違いますので、中には 当てはまらない方も、いると思います。 が、 皆さん きれいに立ちたいと 考えていらっしゃる と 思いましたので、 きれいに立つための 立ちかたの練習方法を 書きました。 ぜひ、 練習してみて下さい !
● ただし 、痛みのある時は やらないで下さい。
《美しく立つために ! まず壁を背にして》
1. 踵 と 踵 を合わせ 軽く つま先は 開きます。
① 頭 ②背中 (出来れば肩も) ③お尻 ④踵
を 壁に つけます。 その時、 胃を 閉じます( 横隔膜 ) を
開かない。 出来れば 両膝が くっつけば 最高です。
10~60秒 以内で 自分の立ち方のイメージを 何回か やって
つかんで下さい。
※ 痛みのあるときは、踵をつけないで 肩幅くらい脚の間をあけた り、 肩を 無理して壁に つけなくても 良いです。
2. 体重の移動をイメージする。 壁か椅子 何でも しっかりした
ものに 両手をつかまって。 左右の脚の間が 15㎝くらいあけ
て、つま先から踵 まで まっすぐに 立ちます。
まず、 足の裏 全体に自分の 全体重を感じます。
次に 5本指→足の裏の真ん中→踵→内側(親指側)→外側
(小指側) →また 足の裏全体
※ 私もそうですが、O脚の人は、親指側へ体重をかけるのを
しっかり 感じて下さい。 どうしても 小指側に 体重が
掛かっているため。
3. 1.と同じように 踵と踵をあわせて軽く開きます。
先程 壁に立った時と同じように、頭は上へ伸ばすようにして、背
すじを伸ばし 胃は閉じて、 お尻は 硬くしめて 膝は、出来れば
両膝が くっついた方がベストですが、 もし つかなくても つく
様にイメージします。
● この姿勢から 両膝を軽く10㎝くらい曲げて ゆっくり また
元の 膝をつけた 姿勢に戻します。
この時に 内転筋 をしめる イメージにして 上に上がって
きます。 これが、クラシックバレエのプリエ です。
☆応用で 脚を 肩幅より開いて つま先は、外に向けて、膝は
なるべく 無理をしない程度に 開いて、軽く膝を曲げて 上に
上がってくる時に 内転筋を意識して、しめるようにします。
※ 痛みのある時には、逆効果 です。 絶対に しないで下さい !
美しい 立ちかたは 私たちの あこがれです。
全然 出来なくても 意識して 練習していくうちに、 少しずつ 出来るように なり、 きれいになります。
まずは、 試して あせらず 根気良く 意識する事から始めましょう!