◆書籍紹介
・書籍名:「黒と白の殺意」
・著者:水原秀策
・出版社名 宝島社
・発行年月 2006年12月
囲碁ミステリー「黒と白の殺意」という本を読みました。
この本を知ったのは「月刊:囲碁ワールド/1月号」の随筆「三連星をぶっとばせ/水原秀策」で紹介されていたからです。
この随筆では三連星恐怖症のことと、ペンネーム「水原秀策」について書かれてありました。
この本の内容ですが「囲碁界の内幕に関わる殺人事件にタイトル棋士が巻き込まれ、これを解決する」というストーリーです。
囲碁界の内幕の記述はリアルで、対局シーンの解説も臨場感が伝わってくるようで、囲碁ファンを納得させる内容だと思います。
ただ結末は「味ワル」な終局のような気がしました。ミステリー作品としての評価は分かりませんが・・・。