岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『ある裁判の戦記 竹田恒泰との811日間の戦い』山崎雅弘著 かもがわ出版

2023-09-24 07:04:03 | 

竹田恒泰氏が山崎雅弘氏を名誉棄損で提訴し全面敗訴になっていたことは知らなかった。

この本はその811日に及ぶ裁判記録である。

とても読みごたえがある。

 

提訴し敗訴した竹田恒泰氏だが血筋を売りにしたタレントのようである。

wikiの略歴の最初に身長178cmと書かれている。

まさか本人が書いているわけではないだろうが、血筋についても細かく書かれている。

 

この手の訴訟はスラップ訴訟といわれる。

山崎氏は見事に論破しているが、裁判に付き合わなくてはならない時間的なロスは大変なものである。

しかし、転んでもただでは起きぬ、と当初から裁判記録の本を書くと明言していた通り「みんなに役立つ裁判の戦い方」になっている。

山崎氏を全面支援したのが内田樹さん、彼の友情に拍手。

東京新聞の記事はこちらです。

 

お読みいただきありがとうございました。

ウクライナに平和を!

 

見出し写真は、奈良の蕎麦屋に観光客のみなさん。外国の方がとても多くてびっくり。



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