71年前の6月29日未明、岡山大空襲がありました。
当時、10歳だった少年少女が80歳になった今、思い出す空襲の日の体験です。
朗読劇です。
総合監督 高垣章二さんのコメントです。
戦後70年の昨年「戦争の記憶」がいろいろな形で語られました。
操山高校五期生の会は、約二年の歳月をかけ「その時10歳のわたしは」の手記を募集し、
編集発刊しました。
そして今年、ルートの会が中心になった71回目の「岡山空襲の日」を前に、
この手記をもとに『朗読劇』を上演します。
全国で空襲を受けた街は百以上だと思います。
その街街で空襲の記憶は語られ続けているのでしょう。
岡山市も同様です。
空襲の日には教会やお寺で当時の様子が語られ、祈りの時間を過ごします。
またミュージアムでは「空襲の記憶展」が開催され続けています。
残念ながら人々の参加は下降線といわれます。
今回の朗読劇は、地元の高校生も参加しました。
モンペ姿で会場の案内役を真剣に笑顔で務めていました。
おかげで会場は満席でした。
高校生効果があったのではないでしょうか。
伝承という言葉が思いつきました。
素晴らしいこころみです。
日本だけでなく世界中で、きな臭さを感じる日々です。
頼もしい限りでした。
ありがとう。