岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

しろうと厚労省人事第2弾

2005-11-04 18:32:48 | 国民と国会と政治
大臣に、社会保障や社会福祉について知識のない川崎氏を
任命した小泉氏は、その他の厚労省関係の国会議員人事にも、
同じく素人を登用した。

まず、厚生労働委員長は岸田文雄衆議院議員。
文部科学関係が長く、厚生労働委員会や社会保障は初めて。
副大臣は、赤松正雄議員、中野清議員。どちらも未経験。

これでは、厚生労働省の官僚が主導権をとるしかない人事だ。
国会は政策を議論し、法律をつくる場だが、与党議員が素人なら
政策論争も官僚の受け売りしかできなくなる。
今から、来年の悲惨な国会論議が想像できる。

今度の大臣以下の要職議員は、政策は官僚に任せて、
予算カットのみが仕事というわけでしょう。
改革というのは、政策面ではなく、予算カットのことらしい。

中身も見なくて(見てもわからない)、なんでもカットというなら、
かっての企業のリストラと同じではないか。

主な閣僚人事は、自分で決めるが、後は丸投げなのだろうか。
興味がないのだろうね。小泉氏は。

※写真は記事には関係ありません。今公開中の京都御所です。
記事が殺伐としていたので、ご婦人の穏やかさを添付しました。

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