岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

中国の亡霊

2010-10-09 20:01:43 | 国民と国会と政治
かつて、19世紀には欧州にも亡霊(『共産党宣言』K.マルクス)がいたようだが、
今は中国にいるらしい。
亡霊の発祥は、1989年の天安門。
20年以上のことだけれど、世界の人々は忘れていない。
そして、劉暁波氏のノーベル平和賞でふたたび脚光を浴びることとなった。
同氏は現在も11年の実刑で服役中。
罪状は、国家政権転覆扇動罪というが、ネットで「08年憲章」を公にしただけで11年も牢屋に入らなくてはならない。

私は彼の不屈の闘志を尊敬する。
できることではない。

自らまいた種とはいえ
中国は,人権、領土、領海、為替 厳しい環境に取り囲まれている。
中国国民にとっては迷惑な話だ。

※雨の一日なので、「アキレスと亀」を観た。
映画に登場する絵すべてが北野作品とは驚いた。


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2 コメント

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中国の道 (岩清水)
2010-10-10 11:31:24
中国はどうすればよいか。
未来図を考えることが必要ですね。

今の一党独裁をやめること。
それをだれかが行わなくてはなりません。
それもソフトランディングです。
中国にワレサ氏やゴルバチョフ氏が必要でしょう。
ただ20年前とは状況が一変しています。
中央の権力闘争の中での改革が可能か。
本当に難しい。
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中国人民の強さ (Maa-chan)
2010-10-09 20:30:33
 中国の歴史を見ていくと,大半の王朝は腐敗に怒った民衆蜂起によって倒されています。

 1989年の天安門事件の時,丁度教育実習で高校の世界史を担当したのですが,まさに民衆蜂起が起きたかもしれないと,授業中に話してしまったことを記憶しています。


 あれから21年,中国政府は何とかしてこの事件を消し去ろうとしていると思いますが,中国人民はそんなことには負けない力を持っていると思います。

 民主的な国に変革してほしいと願わずにはいられません。
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