ゴジラ−1.0を観て思ったこと。
この映画は、制作費、結構かかっているだろうなー。
ネットで検索すると15億円ある。
そんな制作費でゴジラ映画をつくることができるのかと驚きました。
ここで挿入です。
このゴジラを都庁に映して48.5億円ですかー。
日本社会の現状を見る思いです。知恵を絞り倹約して作り上げた映画のネタを映すのが数倍かかるなんておかし過ぎます。
挿入終わり
日本人のわたしでさえ驚くのですから世界の業界人には信じられない金額でしょう。
では世界での興行収入はどのくらいになっているか、140億円となっています。
このうち配給会社、映画館に入るのが半分以上ですから制作側に入るのは60億円ぐらいでしょうか。
もちろん、出資者に配当されるのですが、プロダクションにはどうでしょう。演者にはボーナスはあるのでしょうかね。
出資者側としては売れない映画もあるのでゴジラのような映画はありがたい映画です。
しかし、15億円でこのようなスペクタクルな映画を創り上げる制作現場はどうなっているのでしょう。
効率化も図られているでしょうが低賃金等の労働環境の厳しさもあると考えてしまいます。
日本映画は国内市場を前提に考えているだろうと思われるので最初から低予算は普通でしょう。
その低予算の中でガラパゴス的(ゴジラ的)に進化してきた日本映画制作ノウハウがあると考えられます。
アニメが日本の大きな資産になったように日本映画製作のノウハウ(ソフト)も「お宝」かもしれません。
すでに海外の出資者が行動を起こしているだろうと推測されます。
当然、日本が自らが世界に打ち出せる資産です。官民ともにうまく立ち回ってほしいものです。
お読みいただきありがとうございました。