岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『岡山市新斎場建設予定地を見て歩く会』に参加しました。まずは現場です。

2017-09-18 15:53:51 | 岡山市新斎場建設・産廃反対訴訟

日時:9月18日(月・祝日)午前10時30分~14時
場所:小畑集会所前(岡山市北区富吉2648-1)
日程:10時30分~10時50分 経緯説明
   10時50分~12時30分 建設予定地周辺をフィールドワーク
   12時30分~14時 意見交換
参加者:約50名

岡山市北区冨吉地区に集合しました。火葬場建設予定地の直下にあります。

『火葬場について考える会』の副代表や事務局長の方から、平成24年9月からの経緯について説明を受けました。

〇問題だらけの火葬場建設計画の問題点と経過。

1.決め方の問題。地元住民は同意していません。現場に最も近い小畑地区住民は候補地になっていることすら知らなかった。

2.安定型産業廃棄物処分場跡地であるという問題。法的な規制がなかった平成元年頃から埋め立てられている。地元住民はどんなものが埋め立てられているか見ています。岡山市は安全に問題がないというが実際に掘ってみるトレンチ調査をすべきです。

3.不当に高い買収価格の問題。岡山市は4億数千万円もの高額な価格で買収しました。産業廃棄物処分場跡地です。横浜の不動産鑑定士による鑑定額は約7000万円。岡山市はなぜ4億数千万円という高額で購入したのか、原資は市民の血税です。

4.立地条件の問題。候補地は馬屋上学区の最も高いところ。しかも谷間に沿って民家が並び、桃やマスカットの生産が盛んです。火葬場の排気は風に乗って谷間に凝縮されて流れ込みます。適地ではありません。適地なら近くにいっぱいあります。

5.平成29年4月18日一審判決、原告の請求棄却。ただちの控訴状提出。8月22日 控訴審第1回口頭弁論。傍聴席が埋まる。

〇フィールドワーク

説明をお聞きした後、建築予定地からの排水口や排水池を見に出かけました。

コンクリート壁なら浸み出てくる液体の色に驚く。

沈砂池

この後は火葬場建設予定地の望める場所に移動です。

つづく。

 


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