岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

火葬場について考える会の報告会に参加しました。

2018-09-30 10:37:42 | 岡山市新斎場建設・産廃反対訴訟

岡山市に対する住民訴訟です。産廃跡地に火葬場をつくる計画に反対しています。その用地購入に4億円以上という税金が投入されています。ほとんど価値のない土地です。最高裁に上訴したのですが棄却されてしました。でもまだ計画段階です。工事は始まっていません。決してあきらめませんよ。

 火葬場について考える会 会長 片山奈緒美さんのFB投稿より
 
 昨日、9月29日(土)の夜、馬屋上コミュニティにて、考える会の緊急集会を行いました。
8月31日付けで、私たちの上告は棄却され、上告受理申立も受理しないとの調書を受け、
今後の活動についての話し合いを行ったものです。
参加者は28名ほどでした。
地元住民よりもご支援くださっている地元以外の方の方が多く参加してくださる、
いう何とも情けなくも感謝いっぱいの会でした。
安定型産業廃棄物処分場跡地というこの先どんな問題が生じてくるか分からないような土地を宅地として算定し
市民の血税をつぎ込んだ岡山市の行為は認められたということであり、「本当にこれでいいのか?」という疑問は、
私の中でさらに大きくなりました。
参加者はみんなそう感じています。
行政と市民、そして司法、それぞれの思いの違いはここまで開いているのだということに改めて気付くとともに、
民主主義と言いながら、そうではない現実にがっかりしています。
それでも、私たちは発信し続けなければならないと思っています。
遠い中、また台風前日にもかかわらず、足を運んでくださった皆様方には感謝の気持ちしかありません。
本当にありがとうございました。
もう一度、地元(最も火葬場に近い住民達)は賛成していないという事実を岡山市に申し入れるとともに、
「丁寧に説明をする」という議会答弁が、一度も行われたことのない事実を投げかけ、
岡山市からの返答を待ちたいと考えています。

参加された市場恵子さんのFB投稿です。

昨夜、真っ暗い山道を(迷いながらも何とか)「馬屋上コミュニティ」にたどり着きました。
午後7時半~9時半、「火葬場を考える会」の「上告結果報告と緊急集会」に参加。次々と地元の方が集まってこられました。
6年前、産業廃棄物処理場の跡地に新斎場設立計画浮上。地元住民への情報公開なく、
町内会長と地元市議と岡山市の間で「承諾書」が交わされ、蓋を開けてみたら宅地並みの価格で契約がまとまっていた
というおかしな話。
事実を知った地元住民の有志が臨時総会を開いて民意を問うたところ、圧倒的多数で「反対」と出たにもかかわらず、
すでに議会で承認を取り、予算化された建設への流れを止めることはできなかったようです。
3年前、地元住民が民事訴訟に訴えるも1審で敗訴(ひどい判決文)。
2審では土地価格評価の不当性(4億数千万 vs 数千万)を根拠に控訴するもまたもや敗訴。
そして、今回、最高裁に正義を問うたものの、ケンもホロロの「紙切れ1枚」(棄却)。
この国に「民主主義」はあるのか。原発しかり、沖縄しかり、安保法制(戦争法)しかり。
代表の片山さんはじめ、地元の人たちはここであきらめず、この問題をより多くの市民に訴え、差し止め請求をしていく
との決意表明。
「他人ゴト」とせず、「自分ゴト」「みんなゴト」としていくための努力を続けていきたいと思います。

①民意を無視して、非民主的なプロセスで決められてしまったことにだまって従っていいのか(長い物には巻かれろ?)。
②市民の税金を無駄遣いをさせていいのか。
(土地評価額の不当性だけでばなく、産廃跡地のため今後も工事の過程で莫大なお金を注ぎ込まなければならなくなる可能性)
③大切な人たちのご遺体を、産廃の上で燃やしてよいのか?
④地形上、人体を燃やして出る「排気」の匂いや害は? 地形上の環境アセスは納得のいくもので、
 広域の住民に周知されているのか?
⑤そもそも東山斎場の改修によって炉が減少する(した)ことによる新斎場建設計画だが、以前より高性能になり、
時間短縮によって1日の処理数は西大寺と東山で十分足りている。
なのに、なぜ、新斎場(建物だけでも50億円。土地の処理費は莫大)を建設するのか。

以上、紹介させていただきました。

以下のサイトもご覧ください。

火葬場について考える会https://kasojo.amebaownd.com/


 

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