気象庁が今年の天候は「異常気象」と認めました。
昨年との比較ではさらに暑くなっています(岡山NHK今夜放送)
ではこんな9月まで続く酷暑が来年は少しは涼しくなるのでしょうか。
聞こえる声は、「これからの夏の中で一番涼しいのは今年の夏だろう」と。
そうです。これから涼しくなる要素はないのです。
エルニーニョ/ラニーニャ現象 といわれましたが、それは赤道付近の海水温が高くなるから日本も暑くなる理論でしたが、
そんなこと言う気象予報士いますか。いません。
もう日本近海の海水温は高くなっていてさらに高くなると予想されています。エルニーニョ/ラニーニャ現象 関係なしに高いのです。
とれる魚もどんどん北に上がってきています。
線状降水帯の発生が言われてから10年も立ちましたか?
九州で発生し大被害を起こし、2018年の西日本豪雨で西に移り、いまや全国どこでも起こるようになりました。
海水温の高さは、当然台風にも影響を及ぼし秋風に乗って日本列島を襲うかたちではなくなりました。
動かない高気圧、いつまでも台風がとどまり続けるための海水温、そして水蒸気の発生となれば迷走台風は頻繁に発生します。
留まって勢力が低下しなければ被害は拡大する。当然です。
雷も竜巻もどこでもいつでも発生する。
ではそのことに対応する省庁はどこなのですが、気象庁は予報と対応の指示しかできません。
被害を受けた個人や市や町に対してはどうですか。今の制度設計で十分と思っている人がいるのですか。
能登半島地震なら県知事に任せて大丈夫なのですか。知事の権限も限定的です。
もう防災省をつくるしか手立てがないのです。
自然災害から複合的な災害まで統括する省が必要なのです。
少子化対策も必要です。
しかし生まれてきた子どもたちの環境が灼熱地獄的だとしたら、彼らに希望があるのですか。
環境をまもってこその少子化対策と思います。
スエーデンに住むトゥーンベリさんの主張を改めて読み直してみました。BBC記事から。
お読みいただきありがとうございました。
見出し画像;日射しが強すぎて地面が白トビしています。