途中まで読んでもういいかなと思っていましたが、それから俄然引き込まれてしまいました。
話は、カーニバル真子(モデルはカルーセル麻紀さん)の半生を辿っているのですが、
なんとも平々凡々と過ごしている私などには異次元の話でした。
しかし、現代を生きる同じ人間。
理解できることも多く、こちらの偏見や情報不足を吹っ飛ばしてしまいました。
カルーセル麻紀さんのwikiです。
驚くほど交友関係が広くそれも親密。
特別な魅力がある人なんだと知りました。
しかし、『孤蝶の城』を書くことのできる桜井紫乃さんて、どうなっているのだろうと思ってしまいます。
その理由は最終盤になって分かりますが、それは読んでの楽しみです。
お話は、モロッコに始まり、2001年大麻取締法で拘留され(不起訴)再起を図るところまでです。
みごとな先駆者であり冒険者ですね。
お読みいただきありがとうございました。
💛ウクライナに平和を💛
見出し画像は、公園の木陰で歩行車に座って読書をする婦人です。