今朝の毎日に岩見氏が小池大臣について、結構、評価していた。
長く政界を見てきたこの記者は、テレビメディアのように
面白おかしく、この政治的内紛を書くわけにはいかない。
小池氏を現代の政治史の中でどのように位置づけるかとの
視点で書いている。
現代議士ゆえに評価が定まっているわけではないが、
単なる騒動師だけで終わるとは考えていないようだ。
ここで少しだけ、起こった事実と大臣としてやらなければ、
ならないことを書いてみよう。
大臣は必要と思えば、官僚の人事をしなくてはならない。
それは大臣に任命されたからにはやらねばならないことだ。
客観的にみて、守屋氏の継続はない。
本人が希望しても続けられることではない。
官僚にはそのようなことは許されていない。
しかし、官邸に直訴していった。
この行為は、前政権の飯島秘書官時からの流れだ。
飯島秘書官とは、どのような人物か詳しくしらないが、
小泉氏との側近中の側近だ。
秘書官といっても元は単なる秘書だった人物である。
代議士が首相ともなれば、その単なる秘書が秘書官として
絶大なる権力を握る。
その秘書官から重用されたのが、守屋氏だ。
ゆえにほぼ防衛関係を牛耳っているといえるわけだ。
そうすると、ころころ変わる大臣や長官よりよほど
実権を握っているといえる。
もちろん、小池氏は救援投手であり、次の内閣改造後が
あるとは限らない。
この時期に守屋氏の降板が決まるとはだれも考えなかったろう。
しかし小池氏から考えれば、自らができる仕事としては
「守屋氏に引導を渡す」ことが一番重要なことと自覚したのだろう。
しかし、今月下旬に改造があると決定している以上、
正式のルートを使って、官房長官の賛成を得て、
解任するという方法が可能とは思えなかった。
これは、両者の関係をみれば明らかだ。
相手にされない。
このような局面においては、小池氏のメディアを使う能力は、
官僚に及びもつかない。
自らに出来ることをやりきった。
次の内閣改造で仮に交代になっても、実権者を解任したという
事実は業績として残る。
ここでは、任命者としての安倍氏の苦境など、考慮しては
いない。もちろん当然予測されたことだが。
その点、必要なことと考えて実行する力はある。
が、やはりどこにいくかわからない。
この点が単なる騒動師に終わる危惧を抱かせるところだ。
もしかしたら、現自民政権を見切っての行動かもしれない。
彼女の辞書には「忠誠心」ということばないのかもしれない。
かって、好んで刺客になりながら、小泉氏にも「忠誠心」は
持たなかったようだ。
ここまで書いて初めて、今後はこの女性大臣のフォローを
しておくことも面白いと思うようになった。
もちろん総理大臣などにはならないが、小説や映画の主役に
なりうるキャラクター性があるのだ。
今、日本のどこかで、そう考えて人間がいるはずだ。
ぜひ作品を創っていただきたい。
長く政界を見てきたこの記者は、テレビメディアのように
面白おかしく、この政治的内紛を書くわけにはいかない。
小池氏を現代の政治史の中でどのように位置づけるかとの
視点で書いている。
現代議士ゆえに評価が定まっているわけではないが、
単なる騒動師だけで終わるとは考えていないようだ。
ここで少しだけ、起こった事実と大臣としてやらなければ、
ならないことを書いてみよう。
大臣は必要と思えば、官僚の人事をしなくてはならない。
それは大臣に任命されたからにはやらねばならないことだ。
客観的にみて、守屋氏の継続はない。
本人が希望しても続けられることではない。
官僚にはそのようなことは許されていない。
しかし、官邸に直訴していった。
この行為は、前政権の飯島秘書官時からの流れだ。
飯島秘書官とは、どのような人物か詳しくしらないが、
小泉氏との側近中の側近だ。
秘書官といっても元は単なる秘書だった人物である。
代議士が首相ともなれば、その単なる秘書が秘書官として
絶大なる権力を握る。
その秘書官から重用されたのが、守屋氏だ。
ゆえにほぼ防衛関係を牛耳っているといえるわけだ。
そうすると、ころころ変わる大臣や長官よりよほど
実権を握っているといえる。
もちろん、小池氏は救援投手であり、次の内閣改造後が
あるとは限らない。
この時期に守屋氏の降板が決まるとはだれも考えなかったろう。
しかし小池氏から考えれば、自らができる仕事としては
「守屋氏に引導を渡す」ことが一番重要なことと自覚したのだろう。
しかし、今月下旬に改造があると決定している以上、
正式のルートを使って、官房長官の賛成を得て、
解任するという方法が可能とは思えなかった。
これは、両者の関係をみれば明らかだ。
相手にされない。
このような局面においては、小池氏のメディアを使う能力は、
官僚に及びもつかない。
自らに出来ることをやりきった。
次の内閣改造で仮に交代になっても、実権者を解任したという
事実は業績として残る。
ここでは、任命者としての安倍氏の苦境など、考慮しては
いない。もちろん当然予測されたことだが。
その点、必要なことと考えて実行する力はある。
が、やはりどこにいくかわからない。
この点が単なる騒動師に終わる危惧を抱かせるところだ。
もしかしたら、現自民政権を見切っての行動かもしれない。
彼女の辞書には「忠誠心」ということばないのかもしれない。
かって、好んで刺客になりながら、小泉氏にも「忠誠心」は
持たなかったようだ。
ここまで書いて初めて、今後はこの女性大臣のフォローを
しておくことも面白いと思うようになった。
もちろん総理大臣などにはならないが、小説や映画の主役に
なりうるキャラクター性があるのだ。
今、日本のどこかで、そう考えて人間がいるはずだ。
ぜひ作品を創っていただきたい。