メディアの報道・警察用語を乱発している国会だが、本家のメディアも
ガセネタばかりではないか。
トリノ五輪の話である。
日本人がメダルを獲らないのは全然かまわないが、メディアの事前宣伝の
狂乱ぶりはなんだろう。さんざん盛り上げ、期待させて、実際に中継を観ると
海外の強豪がいるわいるわ。
スノーボードなど観るとレベルの差に唖然とする。
現実の情報がないのか、あっても話さないのか。
あまり正直に報道すると、みんなが、なーんだ、日本は弱いんだとなって、
視聴率を稼げないのだろうな。
と思っていたら、オリンピックの放映料がなんと総額250億円になって、
民放でも100億円を超えるという。
この金額を回収した上に儲けなくてはならないわけだから、うそでもはったり
でも日本は強い強いといわなくてはならないのだろうな。
しかし、よく考えてみれば、いくら宣伝しても誤魔化して番組を見せても、
結果が出ないのなら、やがてみんなはテレビ離れしていく。
とても賢いやりかたではない。ガセネタで見せているようなものである。
もちろん、オリンピックは選手が主役だ。
ならば、視聴率を上げるための一番確かな方法は、選手が強いことである。
ならば、選手を強くすることに資金を注ぐことをメディアがなぜしない
のだろう。
日本の不幸(ホント?)は、放映料250億円も払える経済力がありながら、
選手を育成する役割を担っている企業が立ち行かなくなっていることだ。
特に冬のスポーツは北国で育っているから、北の地方の不況がこたえている。
今もメディアが選手のバックアップをしているケースもある。
例えば、里谷選手のフジテレビのように。(適切な例かどうかはわからない)
朝日の高校野球主催もそうだ(昔からのやり方だが)。
しかしこれが進むと、渡辺巨人軍のようになるのだろうか。
それも困ったものだ。
で今日のまとめは、今出来ることをしてくれということ。
それは、海外の選手の取材をちゃんとしてくれということ。
公平な評価をしてくれ。
NHKさん、あなたは公平や中立を旗印にしているのではないかな。
ガセネタは、公平ではないよ。
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