オリンピックに関しては、ずいぶん以前から「黒い五輪」と言われていた。
それにも関わらず、官民あげての誘致合戦や大会開催準備に明け暮れ、
おこぼれにあやかりたいとマスメディアも乗ってきた。
マスコミ報道や御用コメンテーターが持ち上げる五輪神話や理念に視聴者が疑問も抱かずにいた。
IOCは、各国際スポーツ組織の頂点に君臨し、五輪競技になるか否かという選別権を行使してきた。
また協賛企業から集めた資金を競技団体にばらまくことで、スポーツ育成にも力を発揮していることを見せつけてきた。
これらの傲慢な態度は私のような一般の人間でも薄々は感じていたが、白日の下にさらされてはいなかった。
それが東京五輪汚職では微に入り細に入り明らかになってきた。
これだけの汚職の全貌が解明されてきた現在、五輪から距離を置くスポーツパーソンが出てきて当然だと思う。
不参加の理由は明かさないが、不参加を宣言している方もいる。
それにしても、マスメディアの五輪中心報道はいい加減にしてほしい。
五輪のメダリストを重用することも同様だ。
バランスが取れていないということに気がつかなければならないと思う。
お読みいただきありがとうございました。
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