パラアストロノートって、初めて聞きましたね。
パラは、パラリンピック、パラスポーツのパラです。パラレル(並列)です。
アストロノートは、宇宙飛行士ですね。
向井千秋さんの言葉です。
ヨーロッパでは体に不自由がある人が宇宙飛行士として活動する「パラアストロノート」という取り組みが始まっています。
身体が不自由でも、重力のない世界ではいろいろできることがありますから。
パラリンピックでは、水泳などでは重度の障がい者の方が活躍していましたね。
浮力が増すことで、無重力に似た環境になっています。
無重力の本家が宇宙です。
身体的に障がいがあっても、身体の自由度が増すわけです。
ダイバーシティー(多様性)という意味ではものすごく広がっています。
多くの人に宇宙の分野入ってもらい、活性化していただきたい。
向井さんは女性としては日本人初の宇宙飛行士ですが、
記者から「女性飛行士としてどんな抱負がありますか」と聞かれ、へそを曲げて
「ちょっとすみません。同じ質問を毛利さんと土井さんにしてみてください。
『男性飛行士として何をやりたいんですか?』と聞いてみていただけますか?」と言いました。
この会話は今でもありうるのでしょうか。
あるでしょうね、日本では。
お読みいただきありがとうございました。