岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「宮古市田老4」 東北の旅 57

2013-06-18 05:33:32 | 東北 2013年4月
防潮堤に囲われたスペースの風景です。
がれきが散乱しています。













水門の開閉操作ガイド盤です。

google earth より
震災前の田老(山側からの撮影) 赤いラインが防潮堤です。



震災後の田老です。



最後に町の宣言文を掲載します。
津波避難訓練が継続されていたことがわかりました。

津波防災の町宣言

田老町は、明治29年、昭和8年など幾多の大津波により壊滅的な被害を受け多くの尊い生命と財産を失ってきました。
しかし、ここに住む先人の不屈の精神と大きな郷土愛でこれを乗り越え、今日の礎となる奇跡に近い復興を成し遂げました。
生まれ変わった田老は、昭和19年、津波復興記念として村から町へと移行、現在まで津波避難訓練を続け、また、世界に類をみない津波防潮堤を築き、さらには最新の防災情報施設を整備するに至りました。
私たちは、津波災害で得た多くの教訓を常に心に持ち続け、津波災害の歴史を忘れず、近代的な設備におごることなく、文明と共に移り変わる災害への対処と地域防災力の向上に努め、積み重ねた英知を次の世代へと手渡ししていきます。

御霊の鎮魂を祈り、災禍を繰り返さないと誓い、必ずや襲うであろう津波に町民一丸となって挑戦する勇気の発信地となるためにも、昭和三陸大津波から70年の今日、ここに「津波防災の町」を宣言します。

平成15年3月3日
田老町


※上記の宣言は
やっぱすっ。田老町だべ~なぁ~! | 岩手県宮古市田老町からの情報発信ブログ さんから転載させていただきました。


最新の画像もっと見る