【尼崎脱線転覆事故】原因究明を求め新組織

毎日新聞に小さな記事が載っていた。尼崎脱線転覆事故の
その後の活動です。短い記事なので全文掲載します。

「兵庫県尼崎市のＪＲ福知山線脱線事故の遺族らでつくる
「４．２５ネットワーク」は２１日、３回目の会合を開き、
事故原因やＪＲ西日本の責任を追及するため、弁護士や学識
経験者を交えたグループをつくることを決めた。
遺族が原因究明の姿勢を明確にしたのは初めて。

遺族や負傷者ら６９人が出席し、信楽高原鉄道事故（９１年）や
明石歩道橋（０１年）の民亊訴訟などを手がけた弁護士ら９人も
初参加した。
遺族は事故原因を明らかにするようにＪＲ西日本に質問状を出す
などしてきたが、明確な回答がなく、グループの結成を決めた。

ヒューマンファクターも念頭に入れて検討する。
同ネットワーク世話人の藤崎光子さんは会見で、
「ＪＲ西日本は補償交渉を急いでいる。しかし同社の過失が
どのように積み重なったかが明らかになってから、
交渉すべきだと考えている」と話した。

信楽事故では、遺族と弁護士らが連携して原因追及や
再発防止策を求めた活動をし、
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が現在の体制になる
原動力になった」

尼崎脱線転覆事故が紙面に出なくなった。
マスコミや国民は次の話題に移っている。
これからが大切なのだ。
そろそろ、「４・２５ネットワーク」の応援を始めよう。