本日も午前午後とも80%は外出時間。
課題は波のように押し寄せてきます。
その上、来週月曜日は、休みをとらねばなりません。
ここが「単身赴任者」のつらいところ。
家庭のことも省みなければなりません。
そして、要介護認定の遅れ。
10月1日にきちんと申請書を提出しているにも関わらず、決定が今の時期。
動くことができるのは来週です。
この認定の遅れは当保険者だけのものか。
全国的に慢性化しているのか。
このような不備だって介護保険部会で論じられるべきだと思う。
「30日以内認定結果通知」など絵に描いた餅。
認定遅れの通知が送られなかったためしがない。
現認定制度の不備を「社会保障審議会介護保険部会の委員」は知らないのだろう。
夜更けに資料を読んでいて、失望感しかない。
現状への真摯な反省のない文章は、「介護保険制度の今後」に何も希望を見出せない。
現認定制度への改善提言をしていた当事者団体の意見などまったく論外の扱い。
そして、次回「改正」は、平成18年「改正」のステージ2だという既成路線化。
新しいことを言っているのではない、すでに進んできたことを次のステージへと継続していくという
「論理のすり替え」。
反省などしないという。
これこそ、「継続される精神」のようです。
かつて「臨終難民」=看取ってもらう場所がなくなるのではないか、
という記事を書いたことがありますが、
このことは厚労省も認識している様子があります。
「地域包括ケア」は在宅での看取りの姿と読み解くべきでしょう。
畳の上で看取られるのが一番という言い方は、まともに聞こえます。
しかしそれは過去になってしまった「家族や地域」の幻想です。
家族の繋がりが希薄になった都会で、「地域包括ケア」で看取られるという構図は
私には「イカサマ幻想」としか思えません。
絵空事の報告書が、すでに介護現場にも浸透してきているようです。
機会あるごとに声を上げていかなくてはなりません。