8月29日午後2時からの演奏でした。
この日は、本来ならば大島の青松園でのチャリティコンサートの日でした。
沢知恵さんが毎年コンサートを開いていて、なんと今年が20回目のはずだったそうです。
残念ながら開催できませんでした。
大島のハンセン病回復者の方の平均年齢は80歳を超えています。
その島に多くの人々が訪問することなど不可能な時節になってしまいました。
かつて沢知恵さんのお父さんが牧師として大島を訪問しておられました。
幼児だった知恵さんも同行して初訪問されたそうです。
1971年頃の話です。
お父さんもお母さんも書籍を出されていますので、ご家族の様子は私のようなものでもよくわかります。
沢知恵さんは「瀬戸の花嫁」をカバーしています。
これが沁みるのです(今回は演奏されていませんが)
彼女自身、千葉県から岡山県への移住されていますから瀬戸内海にお嫁にきたようなものです。
またゆかりのある大島や長島も瀬戸内海の島です。
あの曲の歌詞を聴いていると「島から島へ」の船旅が浮かんできます。
知恵さんのCDは20枚ほど持っていますが、もう頭の中は混乱の極みで、曲名もよくわかりません。
その上は、耳も悪いので歌詞も正確に聞き取っていません💦
ですから、歌を聴く場合は、曲を丸ごと受け止めてしまいます。
細かなことは考えられません。
そのような聴き方をするものにとってはライブにすぐるものはありません。
コロナ予防に徹して換気、少人数のコンサートでした。
以下、FBともだちの市場恵子さんの文章を転載させていただきます(曲名覚えていませんもので)
最初の曲は「糸」。公開中の映画でも話題になっていて、知恵さんの歌が心に染みます。「真っ赤な太陽」「花火」「こころ」「胸の泉に」「浜辺の歌」「大きな木」「虹〜Singer〜」「雨ニモマケズ」「関白宣言逆バージョン」「あなたなしでは」「いのちの歌」。アンコールは「いとしのエリー」。どの歌もうれしく、楽しく、心が躍り、心が震えました。
グッズ販売をマリアちゃんとマコトくんが手伝っていて、ほほえましい限り。「生」で出会えることが何よりうれしく、心地良いのです。
お読みいただきありがとうございました。