良寛さん関係の本を読むことが多いのです。
修行時代は岡山県玉島にある円通寺で過ごした良寛さん。
小学校の遠足も円通寺でした。
もう半世紀以上前から知っているのですが、今もお寺の風景は変わりません。
修行時代は22歳から十数年に渡っていますから良寛さんの青春そのものだったでしょう。
後年、生まれ故郷である新潟に帰ってからも玉島での思い出をよく詠っています。
今年はぜひ新潟を訪問してみたいと思っています。
昨日、京都府下の図書館に行ってみたのですが良寛さん関係の本は見当たりません。
もちろん、仏教関係の本はとても多いのですが(例えば良寛さんが尊敬していた道元など)、
良寛さん関係は一冊も見かけませんでした。
確かに良寛さんは京都には縁がなかったと思います。
ただ、父親の以南は京都に住んだことがあり、あろうことか桂川で投身自殺をしています。
末弟も東福寺に葬られたとあります。
良寛さんが立ち寄ったかどうかは定かではありません。
というわけで、良寛さんを学ぶには新潟それも生まれた出雲崎やその周辺の寺院、美術館を訪問するしかありません。
では、なぜ良寛さんは曹洞宗の本山のある福井県永平寺や神奈川県總持寺での修行ではなく、
はるか遠い岡山県の円通寺を選んだのでしょうか。
興味深いですね。
また書いていきます。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!