岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

介護予防従事者研修を受ける。

2009-10-16 21:31:52 | 地域包括支援センター
今年、当市が政令市になったため、初めての市主催の介護予防従事者研修となった。
地域包括支援センターと居宅支援事業者のケアマネさんを対象にしている。
主催が市といっても、講師陣は当然ですがケアマネ選抜と地域包括選抜ということになった。

自前の講師で研修するということです。
もちろん、メリットとデメリットがあります。

メリットは、仲間が講師をするということでの「仲間が頑張っている。私も頑張らなくては」感です。
それと主催者を批判しないこと。

デメリットは、核心をつかない。もやもや感が残る。
とことんまでは考えてはいないことの受け売り感がある。
こんな所でいいだろうというわけではないだろうが。

また制度に対する問題意識の声が小さくなる。
講師が唯一言及したのは、要支援と要介護の間を行き来することで連続性のない支援になっていること。
この点を批判するのは、ケアマネ百人中百人が同じ考えであり、インパクトはありません。
が、今後この問題が解消に向かうしかないことは誰の目にも明らかなこと。
政治家が決断しなくてはなりません。
メール発信ですね。

ということで、このような研修は、自らへの振り返りというメリットと、
聞いてみても一層もやもやするだけというデメリットがありました。

なにはともあれ企画実行した皆さん本当にお疲れ様でした。
準備するのは大変なことです。

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