岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

4.新潟市古町周辺の旧跡を巡る

2024-10-08 05:13:16 | 良寛師

古町というからには江戸~明治時代の旧跡があるはずです。

この中心あたりです。「みなとぴあ」は右上端です。

みなとぴあの建造物を少し紹介します。

旧第四銀行住吉町支店(移築)  大正末期~昭和初期

銀行建築物ではスタンダードでしょうか。

旧新潟税関  こちらは重要文化財です。明治初期に建てられています!

「石庫(いしぐら)」 保税倉庫  復元です。

これから古町方面に歩いていきます。

板塀の木造家屋があります。連結風になっています。

電気店です。

家がつながっていますね。間口幅で租税額が決まっていたのでしょう。(京都のように)

相当古いですね。

3階建ての木造家屋です。

こちらも普通にあります。

改築されていますがつながりがわかります。

路地裏を探して歩きました。

なにか懐かしい。昭和前期でしょうか。そういえば戦災にあっていない珍しい大都市です。

1955年に大火がありましたがこの地区は燃えなかったようです。

これはこれは昔はさぞ華やかだったことでしょう。

表通りから一筋入っています。

こちらは表通りの古町通です。

正面に見えるのは大きな料亭です。新潟には料亭文化があるのです。

まことに立派な建物です。

案内板がありました。古町花街(かがい)です。古町通に並行しています。

こちらに詳しく掲載されています。wikiです。

なにか京都と似ています。

こちらは古町通。閑散としていますね。

アーケードになっているのは雪対策でしょうね。

近くのお寺に入っていきました。

立派なお寺です。浄土真宗のようですがどうでしょう。

ネットで検索しました。勝楽寺です。こんな有名なお寺さんとは!

お庭が美しい。

あれ、この碑はもしかすると良寛師の歌碑でしょうか。

なるほど!素晴らしい!

しかしホームページでは紹介されていません。真宗のお寺だからでしょうか。

隣の寺です。廊下の部分が板塀で囲われています。冬対策でしょうね。

行形亭。有名な老舗料亭だそうです。「いきなりや」と読むそうです。wikiです。

見事な蔵です。

旧斎藤家別邸です。

入口から覗いただけですが、ホームページを見てみると入るべきでした。残念です。

近くに坂口安吾の生誕碑がありました。こちらは坂口安吾デジタルミュージアム。

これは素晴らしいです。ご一読といっても膨大すぎて(-_-;)

安吾の祖先が良寛師にあった話が載っている。知らなかった。坂口文仲(良寛ワールドより)

坂口安吾生誕碑のある神社です。

この神社の参道脇に碑があります。左側です。

すぐ近くに北方文化博物館があります。

全国良寛会の看板も。

會津 八一 終焉地です。

北方博物館新潟分館です。

実は本館(北方博物館)にも行きたかったのですが時間がなく訪問できませんでした。次回は是非と思っています。

洋館つくりの書斎

「明治期の書院造の日本家屋は、趣ある回遊式日本庭園を望む開放的なレイアウト。後から建築された洋館に八一は生活していました。」とありますのでこの日本家屋は明治期の建築だと思われます。

日本家屋の2階です。この廊下の天井部分は私の実家のつくりとよく似ています。

新潟大火(1955年)からも免れたのですね。

この記事の中に大火から復興を果たし発展するのは1980年代からと書かれています。

街の風景が一変しているのでしょう。ただ見てきた日本家屋には大火以前のものが多かったように思います。

古町商店街です。

日本一国道が集まる交差点ですか。なるほど。それで翌日からのレンタカーでの行動が難しかったのか。

この後、新潟駅に戻り、ロッカーに入れた荷物を持ってホテルに向かいました。

新潟第一ホテルという名のビジネスホテルです。ネットでの評価が高かったのです。

今のビジネスホテルという感じです。すべて人を介さずにチェックイン&アウトができます。

特筆すべきは朝食のバイキングのすばらしさです。館内では人に会うことも少なかったのですが、

レストランに行くと大勢の人がいてびっくりしました。席数も多くゆったりと食事を楽しめました。

このホテルをお勧めする理由はこの朝食にあります。

部屋もコンパクトですが何も不満はありません。

明日からはレンタカーで移動します。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナと中東に平和を!



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