今日の朝日新聞の中に「開戦の日」について触れている文章を探しました。
社説や社会面はまったく触れていません。
「65年目の『遺言』」特集でも触れられていません。
唯一、触れられていたのは。「天声人語」の数行です。
敗戦の8月に比べて、この落差はなんなのか。
私たち日本人にとって、言い訳のできない「攻撃の日」を見つめ、語ることこそ重要なのです。
現代日本の原罪は「1941年12月8日」であることを肝に銘じたいと思います。
※写真は、岡山市にある旧偕行社の建物です。
偕行社は陸軍士官倶楽部です。
かつての練兵場(現総合グランド)に建てられました。当時の陸軍関係の建物は、現在も岡山大学構内にも
あります。
連隊宿谷は大学に、練兵場はスポーツ公園になったのです。
それはとても良いことですが、かつて軍需施設だったことが記憶から消えてしまってはなりません。
この建物では披露宴が行われることが多いのですが、若い方々にも知っていただきたいことです。