朝日新聞2012年7月2日付 私の視点欄
福武敏夫さんは精神内科医。
タイトルを見ただけで、大賛成と声を上げた。
父はデイサービスに通っている施設でショートステイを利用している。
デイサービスでは、機能訓練をしており、車いす対応ながらできるだけ歩くように支援をしてもらっている。
ところが、ショートステイを利用すると、ほとんど車いす対応で、歩くことはないという。
たぶん、トイレ介助のときだけ立っているのだと思う。
家でも手すり歩行のときは、見守りは介助が必要であり、もちろん目を離すことはできない。
介護施設では家庭と同じような見守りはできないのは仕方ないようにも思う。
ならば、なぜ機能訓練の時間がとれないのだろうか。
加算は、提供体制加算、看護加算、夜勤職員配置加算といくつもあるのに、機能訓練はない。
制度の不備ではないないだろうか。
福武さんは、「ショートステイ症候群」と名づけておられる。
「介護保険を利用して施設にショートステイをしたことが原因で、誤嚥性肺炎や床ずれを発症する高齢者がすくなくないことだ」と書かれている。
実際のところは分からない。
私は、他に情報を持ち合わせていない。
しかし、このような文章を読むと、利用者の家族としてはやりきれない思いがする。
家族の介護負担の軽減が本人にとってはマイナスに作用するのだから。
介護事業者の方の意見を伺いたいところです。
福武敏夫さんは精神内科医。
タイトルを見ただけで、大賛成と声を上げた。
父はデイサービスに通っている施設でショートステイを利用している。
デイサービスでは、機能訓練をしており、車いす対応ながらできるだけ歩くように支援をしてもらっている。
ところが、ショートステイを利用すると、ほとんど車いす対応で、歩くことはないという。
たぶん、トイレ介助のときだけ立っているのだと思う。
家でも手すり歩行のときは、見守りは介助が必要であり、もちろん目を離すことはできない。
介護施設では家庭と同じような見守りはできないのは仕方ないようにも思う。
ならば、なぜ機能訓練の時間がとれないのだろうか。
加算は、提供体制加算、看護加算、夜勤職員配置加算といくつもあるのに、機能訓練はない。
制度の不備ではないないだろうか。
福武さんは、「ショートステイ症候群」と名づけておられる。
「介護保険を利用して施設にショートステイをしたことが原因で、誤嚥性肺炎や床ずれを発症する高齢者がすくなくないことだ」と書かれている。
実際のところは分からない。
私は、他に情報を持ち合わせていない。
しかし、このような文章を読むと、利用者の家族としてはやりきれない思いがする。
家族の介護負担の軽減が本人にとってはマイナスに作用するのだから。
介護事業者の方の意見を伺いたいところです。