岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

福島第1原発の放水口付近で1250倍の放射性ヨウ素を検出とは厳しい。

2011-03-26 20:37:15 | 東日本大震災
福島第1原発の放水口付近で法令が定める濃度限度の1250倍の放射性ヨウ素を検出と保安院が発表した。
数千トンの水を放水したのだから、汚染された水が海に流れるのは当然。
今後も放水が続く限り、海水への汚染が続くことになる。

保安院は、海では拡散されていくと話したが、それは空気中とて同じ。
海水汚染は漁業被害に直結している。

現在、漁船が近海で操業しているとは考えにくいが、これから近海ものの販売に影響がでると考えられる。
こちらも放射能検査が開始されているだろう。

全国の原発立地帯は、当然のことながら豊かな漁場だ。
原発事故が第一次産業の与える損害は今は想像すらできない。

日本の原発産業に未来はなくなったといわざるをえない。
あまりに被害が大きすぎる。

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