「岡田幹事長来る」と広報カーが走る。

昨日、自宅前を民主党新人候補の車が「岡田幹事長来る」と街宣していた。
「？」。
どこかな？
近くのホテルで明日3時と聞こえた。

そういえば、岡田幹事長の演説って聴いたことないな。
何を話すのだろう。

というわけで、雨の中、自転車でロイヤルホテルに駆け付けた。
久しぶりだなこのホテル。
だれかの結婚式で来たことがある。
確か義弟の結婚式だ。そうだ、私もだ。

会場に入ると、すごい人。テレビカメラが数台並んでいる。
出席者は、結構年配の方が多い。
どちらかといえばラフなスタイルの人が多い。
これは民主党支持者に共通のスタイル。

しばらくして、立候補予定者が登場。
この候補、よく街中に立っているところに出会う。
この選挙区は、自民党の３代続く現職の議員が圧倒的に強い。
ここで勝つことは、不可能といわれていた。
２００５年は菅さんの息子さんが立ったが、郵政民営化の嵐の前に完敗した。
風車に立ち向かうドンキホーテのような今回に民主新人だが、
その新人さんいわく。
「民主党が政権をとるということは、私のような勝ち目がない候補も当選することが必要なのです」

なるほど。
そうだろう。万が一当選したら結構頑張りそう。

そして、岡田幹事長登場。
誰の目にもお疲れの様子と映る。
ここ数年、週末なんかないんだろうね。

話は、さすがに聴かせる。
聴衆も聞き入っている。

一番の主張は、官僚政治との決別。
年金、介護、福祉の細かな話が出る。
生活保護費の母子加算についてまで話す。
後期高齢者医療保険法、障害者自立支援法の廃案を確約する。

報告会が終了すると、岡田幹事長と立候補予定者は、参加者全員と握手すべく
出口に向かう。
これって、異例なこと。
ここまですることはまずない。
意気込みが感じられた。

選挙はもう中盤戦か。