ある程度信ぴょう性のある情報が入ってきました。
箱根駅伝の快走は天気だけのせいではないと思った人が多かったのではないでしょうか。
ピンクの厚底シューズや、ピンクとグリーンの2色の厚底シューズを履いていた選手が多かったですね。
明らかにタイムが早くなっています。
それも遅い選手ほど効果があると上記情報で書いています。
箱根駅伝の次の日に「モーニングショー」では、厚底シューズ効果に触れていました。
お昼の「ひるおび」では、青山学院の原監督が出ていたのですが、全体のタイムが良かったのは天気が理由と話していました。
あれ、シューズのことは言わないんだなーと違和感がありました。
それから2週間で事態は急展開です。
世界陸連が問題にしているということが明らかになりました。
今月末までに結論を出すようです。
この時期になってからのことですから、反対意見も多いでしょう。
マラソンのようにですね。
ただ、放置しておけないなら五輪が近くなっても決断するという姿勢は、私は評価します。
放置しておけない理由としては、
不公平であること。
具体的には、
1.金額が高い(3万円ほど、手に入りにくい)
2.靴底に入っているカーボンが助力装置になっている。
ということです。
反対に採用していいという意見は、
1.3万円が高いとはおもわない。野球のグローブだって高い。棒高跳びやパラ競技の器具では高価なものが使われている。
2.技術の進歩を否定してはいけない。技術競争でもある。
どうですか。
3万円の価格を論じる時に忘れてはならないことがあります。
それは靴の寿命です。
一応400kmと言われています。
400kmって、寿命長そうですが、市民ランナーでも月に300km走っている人は多いです。
アスリートなら月600kmは走るでしょう。
1ヶ月持たないということになります。
そうすると「高くない」という意見には無理があります。
ランニングというのは、最も競技人口の多いスポーツのひとつです。
日本では2000万人以上です。
(同程度なのは、体操です。競技の体操ではありません。ラジオ体操のような体操です)
これだけ裾野が広ければ、世界のメーカーにとっても重大関心事です。
一社独占ということが現実味を帯びてきたわけです。
他社からは反発もあるでしょう。
では、オリンピックで使用できるでしょうか。
多くの評論家は、できると言っています。
あなたはいかがですか。
私はできないと思います。
世界陸連は仕様変更を条件に認可するかもしれません。
それではメーカーは間に合わないでしょう。
実質、使用不可になると思います。
競技スポーツは記録の歴史でもあります。
過去の記録と別物のような新記録はどうかと思います。
非公認の世界記録は2時間を切ったと言います。
選手がすごいと思いますか?
それとも、ナイキ厚底シューズがすごいと思いますか。
私は靴がすごいと思います。
結論を待ちましょう。
お読みいただき有難うございました。
※画像は、京都下鴨神社内河合神社です。女性が成りたい顔を描いて奉納します。