岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『愛着障害 子ども時代を引きずる人々 』 (光文社新書)  岡田 尊司

2016-05-16 17:19:14 | 

 

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)
岡田 尊司
光文社

新書本だから手に取りやすいですね。

「愛着障害」 気になりますね。

発達障害との関係もよーくかんがえなくてはなりません。

「愛着の研究は、まず子どもの愛着障害から始まったのだが、今では、大人においても愛着が果たす役割の重要性に注目が集まっている」

私のかかわりの中でも、「生きづらさ」を抱えている大人の多くが、愛着障害とのかかわりがあるのではないかと感じてしまいます。

被虐待者では、かなりの確率で「愛着障害」を引きずっているように思います。

対人関係に振り回される人が身の回りにいます。

母のことですが、「愛着障害」があると思われます。

母は幼いころに祖母と死別し、「愛着」を受けていません。

そのことが今の性格に影響していることは明らかです。

ただ、このことが理解できたのは最近です。

母親が長生きしたからこそ、わかってくることがあるのですね。


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