岡山市に住んでいながら見えていないことが多いのではないかと思っています。
8月22日、岡山市富吉地区の火葬場建設反対の控訴審を傍聴して目が覚めました。
地域の住民の方にとっては申し訳ない気づき方ですが、今からできるだけ支援したいと思っています。
9月5日に現地訪問しました(現地説明会は9月18日にあります)。
5年ほど前までは自転車でこの近くまで訪問していたのですが最近はご無沙汰していました。
標高200m程度ですが自転車の登りはそこそこきついものです。
冒頭の写真は岡山市富吉の航空写真です。
左の赤〇が火葬場予定地です。右の大きな赤〇が岡山空港南産業団地(旧第2リサーチパーク)です。ここの緑は現在なくなっています。造成中です。27ha(内分譲面積10ha)造成工事は28年~30年度。概算事業費約48.5億円(県:約40.2億円、市:約8.3億円)土地は16億円で購入したと聞きました。これで山一つがなくなりました。下の写真が造成工事中の現場です。
さて、火葬場建設予定地ですが。こちらは産業廃棄物の処分地だったのです。
整地されてますが、地面の下がどうなっているか。汚染された水が流れているとのことです。
18日に見たいと思います。
市有地ですから入ることはできません。一切表記はありません。
なにが埋まっているでしょうか。こんな土地を岡山市は4億5000万円もつぎ込んだそうです。
吉備新線沿いの立地ですが、実は富吉の人々が住んでいる谷の真上にあります。
想像できますか。人々が住んでいる真上に火葬場ができて排気が谷に流れこむのです。
火葬場は岡山市民が必ずお世話になる場所です。
当然他人事ではありません。
それも最後まで地域の人々に迷惑をかけるとしたら、冥土行きも天国行きも怪しいものです。
せめて最後の最後は人様に迷惑をかけたくないものです。
考え直しましょう。
岡山市長さん。