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本日、国交省の職員が交通事故の現場を訪れていました。
現場での発言は、
「横断歩道のラインが薄くなっている→至急改善を」
「黄色い旗を設置しなさい」
もっといろいろあるのでしょうが聞き取れたのはその二つでした。
警察の担当者は前向きに取り組みますと答えていました。
親子2組が巻き込まれ、重体がお二人です。
悲惨な事故です。
なんとか一命をとりとめていただきたいと思います。
現行犯逮捕された容疑者は、新見市の自宅から総社市をへて岡山市に業務の打ち合わせに行く途中だったとのこと。
新見市から事故現場までは60kmあります。
岡山市まではさらに20kmあります。
川沿いの道を60km走ってホッとするのが総社市辺りです。
居眠り運転していたと話しているそうです。
この道路は国道180号線です。
昔からの道です。拡張もしていません。
生活道路と言ってもいい道です。
横断歩道の白線が薄くなっていたのは交通量の多さもあったのでしょう。
しかし、居眠り運転というのでは言い訳が立つわけはありません。
100%ドライバーの責任です。
では、横断歩道を渡っている人を車のセーフティシステムが感知してドライバーに注意喚起をするのではないかと思いませんか。
このことがネット上で話し合われています(事故車種はセーフティシステム装備車と思われます)。
もちろん、運転支援システムですから、責任はドライバーにあります。
が、人間は完全ではありません。
ヒューマンエラーを起こします。
例えば、心筋梗塞を起こして運転できなくなるという事態も発生しています。
居眠り運転や飲酒運転は論外ですが、生身の人間には何が起こるか分かりません。
そのケースにおいても安全に停止できるように研究が進んでいます(いるはずです)。
車の前方を横切る何かがあれば反応するセーフティシステムですが、
実際には多くの検知困難なケースがあり、とても実用レベルではないと思っています。
問題は車のセーフティシステムがCM等で(販売手段として)宣伝されていることです。
さも安全そうな説明がされています(小さな字で注意書きがあるかもしれませんが)。
私はどう考えても過大広告と思います。
そして、事故が起こればドライバーの責任です。
セーフティシステムが作動しなかったからといってメーカーの責任にはなりません(エアバッグは別です)。
私たちドライバーはセーフティシステムに頼ることなく、今まで通り安全運転に徹するしかありません。
岡山では横断歩道で停止する車も以前より増えました。
悲惨な事故がなければ安全運転が改善されないというのも情けない話です。
被害に遭われた方々の回復を心よりお祈ります。
パラ大会の事故はこちらに書いています。
お読みいただきありがとうございました。