岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

バリアフリー研究会で小規模多機能施設の話。

2008-02-06 23:24:14 | 社会福祉士
今夜は地域のバリアフリー研究会だった。
妙齢(?)の男女9名が集まった。
今日は久しぶりに熊本で認知症の母親に付き添い介護を
されている男性が参加された。
仕事を辞め、郷里に帰っているが、年に数回こちらに帰ってこられる。
郷里では、夫婦で母親の介護を交代でしているとこのこと。
現在は、小規模多機能施設を毎日利用されている。
週3回は泊まるらしい。
それでも、重度の認知症の方なら、3人がかりの介護が必要という。
それも仕事をしないという条件が付く。
小規模多機能施設も一人分くらいの介護量だという。
すなわち、あと二人の介護人がいるというわけだ。

この方の場合は実家に戻るというパタ-ン。
もうお一人は、こちらに熊本から認知症の母親を呼び寄せたというパターン。
自営の家なので、仕事場にも母親が現われて混乱されるという。
この方も近くの小規模多機能施設に通っている。

このように、小規模多機能施設には重度の認知症の要介護者の方が
多く利用されるようになっている。

仕事中にも地域の小規模多機能施設の管理者と話をしていたが、
単独で経営することは、とても困難だという。
グループホームなどどグループ化することが必要だろうという。
小規模多機能施設で対応できなくなった時のための施設が
必要と話された。

とりあえず、今日はこのくらいに。

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1 コメント

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やはり経営の規模が (bonn1979)
2008-02-11 18:04:22
二木立先生の
分析でも
グループによる経営が
説かれていた。

入居する側としても
さまざまなサービス群の一つであって欲しいです。

鹿児島での問題は
そのグループの中核は
医師であり、医業であることです。

良心的な
つまり福祉的スタンスの
医師もいますが
例外的です。
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