まず、1.『介護入門』 結城康博 ちくま新書
2.『介護保険は老いを守るか』沖藤典子 岩波新書
3.『自死という生き方』 須原一秀 双葉新書
1.坂之上介護福祉研究会基礎編の紹介。2も購入されていました。
購入しての第一印象は、著者の生年です。
結城さんは1969年生まれ。沖藤さんは1938年生まれ。
30年程度、年齢が違います。
そして、当然、性別、キャリアも違います。
おふたりとも介護保険に深く関わっておられるのですが、書かれた内容は異なります。
2冊を併読すれば介護保険を複数の視点から見るということが可能になります。
1.の結城さんは介護保険制度の現状についての情報をわかりやすく。
2.の沖藤さんは介護保険制度発足時からの流れを批判的に検証しています。
もちろん、きちんと読んでからしか感想は書けないと思います。
一言だけ言わせていただければ、介護は人々の人生に関わる課題なだけに、
かなりの人生経験や見識がなくては関わることができません。
ついアンケートや社会調査にウエイトが行きがちですが、制度にかかわる研究者や、政治家、
官僚の方は、人生に対する深い見識を持つことが最低条件と思われます。
3.『自死という生き方』については、「覚悟して逝った哲学者」の書籍です。
心して読みたいと思います。
※ただいま、twitterのできない環境にいます。なんとかしなくては。
※写真は造山古墳の上を歩く人々。
2.『介護保険は老いを守るか』沖藤典子 岩波新書
3.『自死という生き方』 須原一秀 双葉新書
1.坂之上介護福祉研究会基礎編の紹介。2も購入されていました。
購入しての第一印象は、著者の生年です。
結城さんは1969年生まれ。沖藤さんは1938年生まれ。
30年程度、年齢が違います。
そして、当然、性別、キャリアも違います。
おふたりとも介護保険に深く関わっておられるのですが、書かれた内容は異なります。
2冊を併読すれば介護保険を複数の視点から見るということが可能になります。
1.の結城さんは介護保険制度の現状についての情報をわかりやすく。
2.の沖藤さんは介護保険制度発足時からの流れを批判的に検証しています。
もちろん、きちんと読んでからしか感想は書けないと思います。
一言だけ言わせていただければ、介護は人々の人生に関わる課題なだけに、
かなりの人生経験や見識がなくては関わることができません。
ついアンケートや社会調査にウエイトが行きがちですが、制度にかかわる研究者や、政治家、
官僚の方は、人生に対する深い見識を持つことが最低条件と思われます。
3.『自死という生き方』については、「覚悟して逝った哲学者」の書籍です。
心して読みたいと思います。
※ただいま、twitterのできない環境にいます。なんとかしなくては。
※写真は造山古墳の上を歩く人々。
制約がありますが
1と2
については
「テレビや審議会にでている」
という意味で
無視はできない
というスタンスが
私にはありました。
いまは
2冊を読みつつも
これだけで院生の講義は進められない
という気持ちになっています。
それでも情報的に新しいのと安価なのがいいです。
コメントありがとうございます。
私は2冊を読みながら、自分自身の知識の偏りも
感じました。
やはり定期的に情報更新をしておく必要が
あると思いました。
おおいに役立っています。