毎日新聞より(私自身の資料つくりのため全文掲載します)
JR西は、8月22日、尼崎脱線転覆事故を踏まえた安全対策の
一環として、社内基準の見直しを発表した。
「事故に至らない小さなミスは『事故の芽』と分類し、
人事評価の対象外とするのが柱。
ミスやトラブルの報告を現場から収集しやすくし、
その分析結果を重大事故の防止に役立てる狙いだという。
9月1日から実施する。
同社はこれまで、ミスの重い順に「責任事故」「反省事故1」
「反省事故2」「事故に至らない阻害」などの区分してきた。
新たな基準では「反省事故1」を「指導事故」に、
「反省事故2」、「反省事故」とし、それより軽いミスは、
「事故の芽」に改める。
具体的には、3分未満の列車の遅れはマイナスの人事評価を
される可能性があったが、乗客の安全に問題がなければ、
「事故の芽」に区分し、処分対象から外す。
また大幅な遅れによる電車の運休などは従来、もっとも
重い「責任事故」だったが、今後は「指導事故」に
分類するなど安全に大きく影響がないトラブルに関しては
処分内容を緩和することにした」
JR西がなにを考えているか手をとるようにわかる。
「社内基準を修正することで、改革を進めているという
ことを知ってもらおう。
しかしながら、根本的な改革は、今までの人事評価制度否定に
つながり、被害者の方々の原因究明に弾みをつけはしないと
心配。また賠償についても悪影響ないようにしたい」
「ヒューマンファクター」(7月9日掲載)の視点から
専門家のサポートが欠かせないことがらであるが、
そのような形跡をみられない。
JR西は、8月22日、尼崎脱線転覆事故を踏まえた安全対策の
一環として、社内基準の見直しを発表した。
「事故に至らない小さなミスは『事故の芽』と分類し、
人事評価の対象外とするのが柱。
ミスやトラブルの報告を現場から収集しやすくし、
その分析結果を重大事故の防止に役立てる狙いだという。
9月1日から実施する。
同社はこれまで、ミスの重い順に「責任事故」「反省事故1」
「反省事故2」「事故に至らない阻害」などの区分してきた。
新たな基準では「反省事故1」を「指導事故」に、
「反省事故2」、「反省事故」とし、それより軽いミスは、
「事故の芽」に改める。
具体的には、3分未満の列車の遅れはマイナスの人事評価を
される可能性があったが、乗客の安全に問題がなければ、
「事故の芽」に区分し、処分対象から外す。
また大幅な遅れによる電車の運休などは従来、もっとも
重い「責任事故」だったが、今後は「指導事故」に
分類するなど安全に大きく影響がないトラブルに関しては
処分内容を緩和することにした」
JR西がなにを考えているか手をとるようにわかる。
「社内基準を修正することで、改革を進めているという
ことを知ってもらおう。
しかしながら、根本的な改革は、今までの人事評価制度否定に
つながり、被害者の方々の原因究明に弾みをつけはしないと
心配。また賠償についても悪影響ないようにしたい」
「ヒューマンファクター」(7月9日掲載)の視点から
専門家のサポートが欠かせないことがらであるが、
そのような形跡をみられない。