久しぶりにDVDを観ました。
「クレイジー・ハート」。
まったく予備知識なしに観ました。
主人公はカントリー歌手です。
かつての人気歌手ですが57歳になった今は、全米の街や村を回って、クラブや果てはボーリング場で唄うほどに身を落としています。
プロレスラーが車で街から街へと移動して興業していくのと同じです。
大統領選挙でも同じようなツアーをしますね。
しかし、主人公のバッド・ブレイクは実はとても才能あるシンガーソングライターです。
アルコール依存症になった今は作曲をするつもりはないといいます。
プロモーターや友人はとても素晴らしい人々として描かれます。
彼だけが自堕落な生活を送っているのです。
ある街で、彼は地方誌の女性記者にインタビューを受けます。
その女性と女性の一人息子との交流を通じて、再び自らの道を歩み出す話です。
なかなか見ごたえのある映画でした。
後からネットで検索すると、2009年アカデミー賞主演男優賞を受賞していました。
とにかく、カントリーミュージックとアメリカの大自然そして人々が素晴らしい。