岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

強行採決が強行採決を止めた。

2006-05-20 19:30:36 | 国民と国会と政治
医療法案の強行採決が、共謀罪の金曜の強行採決を止めた。
小沢氏が党首討論で医療法案の強行採決について、審議を
つくすべきと首相に迫り、小泉氏も慎重な審議が望ましいといった。

その矢先にいくらなんでも共謀罪の金曜の強行採決は無理だった。
強行採決が強行採決を止めたということになる。
これは民主党の戦略勝ちだ。

小泉氏は延長国会を望んでいない、安倍氏に総裁選までの準備期間を
あたえるためだ。
安倍支援派と福田支援派には国会採決さえ、総裁選の政争の具にしている。

公明党の考え別だ。とにかく強行してでも早く法案を通しておいたほうが
いい。早く通せば国民は早く忘れ、来年の参議院選への影響がすくなくなる。
と考えているようだ。
参議院選は日程が確定しているため各党の思惑がいまから火花をちらせている。
本末転倒がここにもある。


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