岡山市内で行われた憲法記念集会の第2部は、岡山在住の沢知恵さんでした。
岡山に移住されて9年です。
岡山に根付かれて、多くの熱烈なファンが生まれました。
「雨ニモマケズ」(CD名)、コロナにも負けず、二人のお子さんを育てられました。
その間、岡山大学で「ハンセン病療養所の園歌」を考察した修士論文を書き上げ(岩波ブックレット刊)ました。
また、西日本豪雨災害支援、永瀬清子(岡山の詩人)の歌を作曲し、大きな貢献をされました。
幸い、私たちは沢さんの大車輪の活動をこの目で見ることができました。
沢さんも人間ですから、日々年齢を重ねていくわけですが、私の目と耳には日々パワフルになっていかれるように思います。
この方はどのまで突き進んでいくのでしょう。
ちょっとハラハラドキドキですが楽しませていただきたいと思います。
この日のコンサートのお題は、「ハンセン病の隔離」についてでしたが、彼女はその枠にはまる人ではありません。
ここからはご本人のフェイスブックから一部転載させていただきました。
私は主催者がいつのまに決めてくださったテーマ「うたに刻まれた隔離の歴史」にそって、研究の成果の一部を披露しながらうたいました。
《胸の泉に》《ひとりひとりのうた~盛岡スコーレ高校校歌》《愛生園挽歌》《美しい国》《われ問う》など。
内田樹さんのテーマ「自衛隊と九条」にちなんで、高田渡の《自衛隊に入ろう》もちょこっと。いいうただ~。
憲法で保障されている信教の自由をめぐって、私が原告になり家族でたたかった「日曜日訴訟」の話もしました。いまも有名判例に出てきます。
アンコールでは、客席で聞いてくださっていた内田さんをステージに呼び出し、二人でトークもしました。予定外!
素晴しかったです。
ありがとうございました。
ウクライナに平和を!